▼ドナルド・トランプ大統領=「ビューティフルデー(Beautiful day)」
▼安倍晋三首相=(空を見ながら)「ベストウエザー(Best weather)」
5日午後12時7分、東京に近い埼玉県の霞ケ関カンツリー倶楽部で向き合った両首脳は天気を話題にして握手を交わした。安倍首相は40分前にはゴルフ場に到着してクラブハウスを見学し、トランプ大統領は東京都の横田米軍基地格納庫で在日米軍に対して演説した後、専用ヘリコプター「マリーンワン」でゴルフ場に到着した。
ラウンドに先立ち、両首脳はクラブハウスで米国産牛肉で作ったハンバーガーで簡単な昼食を取った。
安倍氏はこの席でトランプ氏のために準備したプレゼントを差し出した。ゴールドで「Donald & Shinzo make alliace even greater(ドナルドと晋三、同盟をよりいっそう偉大に)」と刺繍された白の帽子4つだった。ゴールド好きのトランプ氏の好みを考慮したプレゼントだった。トランプ氏、安倍氏、そしてこの日ラウンドに参加した世界ランキング4位のプロゴルファー松山英樹選手ら3人が帽子のつばにそれぞれサインをしてプレゼントしあい、残りのひとつはゴルフ場に寄贈したという。
松山選手の同行は、トランプ氏が「本当に素晴らしい選手」と述べて一緒にラウンドしたいという気持ちを伝え、これに対して日本側が早くから松山選手の日程を調整して実現した。2月に両首脳がフロリダでゴルフを共にした時はアーニー・エルス選手がラウンドに同行した。
この日のラウンドは9ホールプレーだった。2020年東京オリンピック(五輪)ゴルフ種目が開かれる90年の伝統を持つゴルフ場で、両首脳は約2時間半にわたってプレーした。NHKによると、両首脳はパーを記録すれば互いにハイタッチをする場面もあったという。安倍氏はラウンドを終えた後、「ゴルフ場では対話もうまくいく。互いにリラックスした中で深い話もできるので、難しい話題も織り交ぜながら、ゆっくり突っ込んだ話ができた」と感想を述べた。トランプ氏もラウンド中に「安倍首相と松山選手という2人の素敵な人々とゴルフをしている」とツイートした。
両首脳の非公式晩さんメニューにもトランプ氏の好みが反映された。この日の夕方、トランプ氏とメラニア夫人、安倍氏と昭恵夫人の両夫妻だけが参加した晩さんは、東京銀座にある高級ステーキ鉄板焼き「うかい亭」で行われた。トランプ氏が「日本食よりも肉がいい」と明らかにしてきたことを受け、日本外務省関係者によると、日本政府はトランプ氏の好みを考慮してケチャップまで別途準備したという。この日のメニューは日本黒牛でも最高と言われる但馬牛と北海道産の貝のむき身と白トリュフサラダ、静岡県伊勢海老スープなど最高級の食材で構成された。
安倍首相は記者団に対して「非常に有意味な夕食で、(トランプ大統領にも)大変楽しんでいただいた」と述べた。両夫妻が晩さんを共にした場所は最も安いランチメニューでも7020円、ディナー1万9000~2万9000円はする高級飲食店だ。グルメ評論専門メディアのミシュランガイドで数年間にわたって一つ星を獲得したところで、最近では韓国人や中国人観光客もよく訪れる。
この日、安倍氏とトランプ氏が見せた姿については「日米の新蜜月関係をそのまま示している」という分析がある。両首脳は大統領就任後に首脳会談5回、公開された電話会談だけでも16回行っている。安倍氏はトランプ氏が「傾聴して助言を求める唯一の首相」として知られる。米国務省アジア太平洋担当次官補が任命されなかった状況を引き合いに出して、安倍氏を「トランプのアジア担当補佐官」と呼ぶ人までいるという。
互いを「ロン」「ヤス」と呼んで「ロン・ヤス時代」と呼ばれた1980年代のロナルド・レーガン大統領-中曽根康弘首相、「日本は米国のプードル」とも呼ばれた2000年代のジョージ・W・ブッシュ大統領-小泉純一郎時代と今を比較したりもする。安倍氏はトランプ氏の到着前、官邸で記者会見を行い、「歴史的な訪問を歓迎したい。2人の信頼関係の上に、日米同盟の絆をさらに確固たるものにしていきたい」と述べた。毎日新聞等は「6日の首脳会談では、北朝鮮が挑発を継続する場合、軍事的な圧迫に対する強化についての意見交換もあるだろう」と分析した。
▼安倍晋三首相=(空を見ながら)「ベストウエザー(Best weather)」
5日午後12時7分、東京に近い埼玉県の霞ケ関カンツリー倶楽部で向き合った両首脳は天気を話題にして握手を交わした。安倍首相は40分前にはゴルフ場に到着してクラブハウスを見学し、トランプ大統領は東京都の横田米軍基地格納庫で在日米軍に対して演説した後、専用ヘリコプター「マリーンワン」でゴルフ場に到着した。
ラウンドに先立ち、両首脳はクラブハウスで米国産牛肉で作ったハンバーガーで簡単な昼食を取った。
安倍氏はこの席でトランプ氏のために準備したプレゼントを差し出した。ゴールドで「Donald & Shinzo make alliace even greater(ドナルドと晋三、同盟をよりいっそう偉大に)」と刺繍された白の帽子4つだった。ゴールド好きのトランプ氏の好みを考慮したプレゼントだった。トランプ氏、安倍氏、そしてこの日ラウンドに参加した世界ランキング4位のプロゴルファー松山英樹選手ら3人が帽子のつばにそれぞれサインをしてプレゼントしあい、残りのひとつはゴルフ場に寄贈したという。
松山選手の同行は、トランプ氏が「本当に素晴らしい選手」と述べて一緒にラウンドしたいという気持ちを伝え、これに対して日本側が早くから松山選手の日程を調整して実現した。2月に両首脳がフロリダでゴルフを共にした時はアーニー・エルス選手がラウンドに同行した。
この日のラウンドは9ホールプレーだった。2020年東京オリンピック(五輪)ゴルフ種目が開かれる90年の伝統を持つゴルフ場で、両首脳は約2時間半にわたってプレーした。NHKによると、両首脳はパーを記録すれば互いにハイタッチをする場面もあったという。安倍氏はラウンドを終えた後、「ゴルフ場では対話もうまくいく。互いにリラックスした中で深い話もできるので、難しい話題も織り交ぜながら、ゆっくり突っ込んだ話ができた」と感想を述べた。トランプ氏もラウンド中に「安倍首相と松山選手という2人の素敵な人々とゴルフをしている」とツイートした。
両首脳の非公式晩さんメニューにもトランプ氏の好みが反映された。この日の夕方、トランプ氏とメラニア夫人、安倍氏と昭恵夫人の両夫妻だけが参加した晩さんは、東京銀座にある高級ステーキ鉄板焼き「うかい亭」で行われた。トランプ氏が「日本食よりも肉がいい」と明らかにしてきたことを受け、日本外務省関係者によると、日本政府はトランプ氏の好みを考慮してケチャップまで別途準備したという。この日のメニューは日本黒牛でも最高と言われる但馬牛と北海道産の貝のむき身と白トリュフサラダ、静岡県伊勢海老スープなど最高級の食材で構成された。
安倍首相は記者団に対して「非常に有意味な夕食で、(トランプ大統領にも)大変楽しんでいただいた」と述べた。両夫妻が晩さんを共にした場所は最も安いランチメニューでも7020円、ディナー1万9000~2万9000円はする高級飲食店だ。グルメ評論専門メディアのミシュランガイドで数年間にわたって一つ星を獲得したところで、最近では韓国人や中国人観光客もよく訪れる。
この日、安倍氏とトランプ氏が見せた姿については「日米の新蜜月関係をそのまま示している」という分析がある。両首脳は大統領就任後に首脳会談5回、公開された電話会談だけでも16回行っている。安倍氏はトランプ氏が「傾聴して助言を求める唯一の首相」として知られる。米国務省アジア太平洋担当次官補が任命されなかった状況を引き合いに出して、安倍氏を「トランプのアジア担当補佐官」と呼ぶ人までいるという。
互いを「ロン」「ヤス」と呼んで「ロン・ヤス時代」と呼ばれた1980年代のロナルド・レーガン大統領-中曽根康弘首相、「日本は米国のプードル」とも呼ばれた2000年代のジョージ・W・ブッシュ大統領-小泉純一郎時代と今を比較したりもする。安倍氏はトランプ氏の到着前、官邸で記者会見を行い、「歴史的な訪問を歓迎したい。2人の信頼関係の上に、日米同盟の絆をさらに確固たるものにしていきたい」と述べた。毎日新聞等は「6日の首脳会談では、北朝鮮が挑発を継続する場合、軍事的な圧迫に対する強化についての意見交換もあるだろう」と分析した。
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