2日のソウル外国為替市場で、韓国ウォンは米ドルに対して前日より0.1ウォン値上がりした1ドル=1114.40ウォンで取引を終えた。4日連続のウォン高ドル安で、今年の最高値(7月27日、終値基準1112.80ウォン)に近づいた。ウォン高ドル安は今週だけで16.10ウォン、1カ月間で33.60ウォンも進んだ。特にこの1、2カ月間、米ドルが世界の主要通貨に対して値上がりした点を考慮すると、ウォン高はよりいっそう目立つ。
今年7-9月期の経済成長率(前期比)が市場の期待を上回る1.4%となるなど国内の景気指標が好調であるうえ、株式市場で外国人買いが続き、ウォン高につながっている。北朝鮮リスクがやや落ち着き、中国のTHAAD(高高度防衛ミサイル)報復による韓中の葛藤が解消に向かっている点もウォン高を後押ししている。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にハト派のジェローム・パウエルFRB理事が指名されたことも今後のウォン高要因となる。
今年7-9月期の経済成長率(前期比)が市場の期待を上回る1.4%となるなど国内の景気指標が好調であるうえ、株式市場で外国人買いが続き、ウォン高につながっている。北朝鮮リスクがやや落ち着き、中国のTHAAD(高高度防衛ミサイル)報復による韓中の葛藤が解消に向かっている点もウォン高を後押ししている。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にハト派のジェローム・パウエルFRB理事が指名されたことも今後のウォン高要因となる。
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