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「平昌オリンピック開催準備完了…ぼったくり料金ないようインターネットに公示」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

崔文洵・江原道知事は、最近どこへ行くにも平昌五輪マスコットのスホラン(左)とバンダビ(右)を持ち歩いているという。

崔文洵(チェ・ムンスン)江原道(カンウォンド)知事(61)の頭の中は最近、「平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)」でいっぱいだ。五輪開幕日が徐々に近づいているためなおさらだ。崔知事は「平昌冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会」の共同執行委員長も務めている。

崔知事は「オリンピックを始める準備はすべて終わっている。競技場や交通網などのインフラもほぼ完成した」とし「平昌五輪を大韓民国の歴史上で最大の祭りにするために残りの期間を五輪ブーム造成のために全力を注ぐ」と抱負を語った。先月31日、崔知事と江原道庁で会った。

--平昌五輪まで残すところあと100日だ。まだオリンピックの熱気が感じられないという指摘もある。


「聖火が全国17の市・道を経由して聖火台まで到着する過程でブームアップするものと予想している。『2017ドリームコンサートin平昌』などの五輪ブームアップに向けたさまざまな行事も用意している」

--北朝鮮の五輪参加をめぐる問題は。

「オリンピックに北朝鮮が必ず参加してくれればと思っている。北朝鮮の出場は、南北はもちろん、全世界に向けても平和のメッセージを伝えることができるためだ。北朝鮮が五輪出場資格を取るためにこれまでも予選戦に参加してきたし、一部の種目では本戦出場権を確保しているので、参加意思を明らかにするものと期待している。北朝鮮が参加する場合、クルーズに乗って元山(ウォンサン)港から束草(ソクチョ)港を通じて平昌に来る案も用意してある」

--現在、入場券の販売が低調だ。

「10月末現在、全体目標量(107万枚)の31.9%である34万1327枚が販売された。パラリンピック入場券は全体目標量(22万枚)の4.3%である9401枚が売れた。これに伴い、中央と道内機関・団体を対象に入場券購入協約を進めている。また、全国地方自治体や教育機関などにも不人気種目の購入拡大を要請していく計画だ」

--宿泊施設が不足しているうえに宿泊料も高いとの指摘がある。

「五輪期間に平昌・江陵(カンヌン)など競技が開かれる都市の一日最大観覧客を10万4000人と予想している。このうち60%が宿泊すると仮定すると、6万人が宿泊できる客室約3万室が必要だ。現在、競技が開かれる地域のホテルとコンドミニアムは75カ所で客室数は6649室だ。2人1室を基準に1万3000人余りの宿泊が可能だ。残りの不足部分は、地域内のモーテルや原州(ウォンジュ)など近隣都市で解決できると考えている。現在、モーテルなど宿泊業者の施設改善事業を通じてベッドの交替や朝食施設の設置などを進めている。価格もインターネットに公示させて料金を高くできないようにする環境も作った」

--競技場の事後活用に対する対策は。

「オリンピック施設の事後管理は国が支援する方向で持続的に協議している。現在、事後活用対象施設14カ所中11カ所は業務協約締結を通じて管理主体が決定している状態だ。事後活用が決定していないアルパイン競技場は特区事業と連係して複合レジャー・観光施設として活用する案を検討している。スピードスケーティング・江陵ホッケーセンターは種目別連盟や協会が運営したり民間投資誘致を推進中だ」



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