THAAD対立の解決は朗報だ。幸いなことであり、歓迎したい。中国の無差別なTHAAD報復のせいで途方もない困難を強いられていた韓国企業がもはや背筋を伸ばすことができるようになった。北核問題に関連して中国のより建設的な協力を期待することができるようになったのも成果だ。しかし、一方では心地が良くない。両国の合意結果を見ると、ただ両手を挙げて歓迎できるわけではないと考えるからだ。
まず、韓国経済に甚大な打撃を与えた中国のTHAAD報復に対して再発防止や遺憾表明一言も聞くことができなかった。さらに、深刻なのは韓国の安保主権が傷ついたと言われるほど敏感な安保懸案に対してとても多くのことを中国に約束したわけだ。しかも口約束でない文書形式だ。大きく4つだ。THAADは中国を狙ったものではない、THAADの追加配備はない、(米国主導の)ミサイル防衛(MD)システムに参加しない、韓日米安保協力が軍事同盟に発展しないというなどがそれだ。THAADは北核に備えたものであり、中国をターゲットにしたものでないという最初の内容を除いてはいずれも問題の余地がある懸案だ。
まず、韓国経済に甚大な打撃を与えた中国のTHAAD報復に対して再発防止や遺憾表明一言も聞くことができなかった。さらに、深刻なのは韓国の安保主権が傷ついたと言われるほど敏感な安保懸案に対してとても多くのことを中国に約束したわけだ。しかも口約束でない文書形式だ。大きく4つだ。THAADは中国を狙ったものではない、THAADの追加配備はない、(米国主導の)ミサイル防衛(MD)システムに参加しない、韓日米安保協力が軍事同盟に発展しないというなどがそれだ。THAADは北核に備えたものであり、中国をターゲットにしたものでないという最初の内容を除いてはいずれも問題の余地がある懸案だ。
この記事を読んで…