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<トランプ訪韓D-8>「文大統領、戦争か平和かの北核両極端的アプローチは避けるべき」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
来月7~8日、ドナルド・トランプ米大統領の訪韓を控えて中央日報がインタビューを行った10人の専門家が最も憂慮している状況は「両首脳間の不協和音の露出」だ。どうせなら首脳会談をやらなかったほうがよかったというような状況を避けるために、専門家が「これだけは絶対やってはいけない」と強調した内容とは何か。

(1)「韓国訪問」だけを視野に入れるな

今回のトランプ大統領の訪韓は来月10~11日にベトナムで行われるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議を契機にしたものだ。韓国だけではなく、日本・中国・ベトナム・フィリピンなどアジア5カ国を訪問する。トランプ氏の「訪韓」だけに焦点を合わせ、目に見えるような大きな成果を期待してはいけないという助言があった。


ソウル大の魏聖洛(ウィ・ソンラク)客員教授は「知彼知己」を強調した。魏氏は「トランプ氏の立場では、アジア歴訪を通じて提示しようとするメッセージがあり、その中の一部分が韓国と北朝鮮」としながら「韓国に来ることだけを考えてはいけない」と述べた。また「相手がどんな意図の下でどのような行動を取るのかを分析し、トランプ氏の東アジア政策全体の脈絡を見て対応しなければならない」と付け加えた。

トランプ大統領と習近平国家主席による米中首脳会談などを念頭に置いた立体的な検討が必要だという意見もあった。トランプ大統領は日本から開始し、韓国を経由した後に中国へ向かう。

成均館(ソンギュングァン)大学成均中国研究所の李熙玉(イ・ヒオク)所長は「トランプ大統領は日本と友好的な雰囲気で首脳会談を終えた後に韓国に来る。韓日米3国共助を強調したいもの」としながら「(中国が鋭敏に注目している)二者対話で、韓日米安保協力よりは韓米同盟を強調することが望ましい」と述べた。それと共に「中国に(北核と関連して韓米首脳が)より多くの役割を求めるような議論はできるだけ避けなければならない」と主張した。

反面、世宗(セジョン)研究所のイ・ソンヒョン研究委員は「トランプ氏が今回、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系問題で『同盟に触れることは私に触れること』というメッセージを中国に与えなければならない。韓国ではなく、北京で非公開に中国を説得することができるように頼まなくてはならない」とした。



<トランプ訪韓D-8>「文大統領、戦争か平和かの北核両極端的アプローチは避けるべき」(2)


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