安東国際仮面劇フェスティバルを訪れた外国人観光客。(写真=安東市)
韓国政府が迅速に臨時休日を指定し、3日間(10月3~5日)高速道路の通行料を免除して帰省客だけでなく、内国人観光客を増やした「秋夕特需作戦」がそれなりに奏功したという分析だ。国土交通部によると、秋夕当日には過去最大の交通量(588万台)となるなど、昨年秋夕より全国の交通量が13.9%増加した。釜山観光公社によると、1~8日の釜山太宗台(テジョンデ)と龍頭山(ヨンドゥサン)公園を訪れた観光客は昨年同期より25%程度増加した。外国人観光客の割合が20%程度減った中でも内国人観光客が大きく増加したためだ。
釜山観光公社関係者は「太宗台の場合、週末一日平均5500人が訪れるが、今回の連休には一日平均7000人が訪れて27%程度増えた」と分析した。
慶州には連休期間の間、東宮(トングン)・月池(ウォルジ)・大陵苑(テルンウォン)・良洞(ヤンドン)村などに80万人以上の観光客が集まった。この中で中国人観光客は約1700人にとどまった。安東(アンドン)には秋夕連休に「安東国際仮面劇フェスティバル」が開かれ、123万人を呼び込んだ。外国人も5万6000人が訪問した。だが、ほとんどが米国と欧州観光客だった。
小川芸術祭と南江(ナムガン)流灯祭りが同時に開かれた慶南晋州(キョンナム・チンジュ)にも東南アジアと米国・欧州観光客が集まった。晋州市によると、5日の1日だけで流灯祭りを訪れた観光客が11万人だった。昨年一日最多観光客(5万8000人)に比べて倍に増えた規模だ。
釜山観光客25%急増…中国人観光客の抜けた連休を内国人が埋めた(2)
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