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<サッカー>「最悪の危機」韓国代表、ロシア戦で「必ずゴール」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

サッカー韓国代表の申台龍(シン・テヨン)監督

「最悪の危機」に追い込まれている申台龍(シン・テヨン)号。反転は「1ゴール」から始まる。

申台龍監督が率いるサッカー韓国代表が7日午後11時(韓国時間)、ロシア・モスクワVEBアリーナでロシア代表と強化試合を行う。

この試合は申台龍号にとって重要な一戦となる。2018ロシアワールドカップ(W杯)本大会に向けての本格的なスタートを知らせる試合だ。また、最終予選の不振からの抜け出す機会、「ヒディンク監督論」浮上による混乱の雰囲気を変える時間でもある。離れていくファンの心を少しでも引き戻すチャンスともいえる。


最も必要なのはゴールだ。申台龍監督の韓国代表は2試合で1得点もしていない。こうした攻撃力に多くのサッカーファンが批判の声を出している。今回のロシア戦でも得点できなければ申台龍号は奈落に落ちるしかない。

とにかくゴールが求められる状況だ。申監督は最終予選での慎重な試合運びは捨てた。自身の持ち味の攻撃サッカーでロシア戦に臨むと宣言した。試合前日の公式記者会見でも申監督は「攻撃の練習を多くした。ゴールのために努力する。引かない試合をする。サッカーは得点しなければいけない競技。必ずゴールを入れる」と覚悟を表した。

ゴールのためには孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)の活躍が要求される。孫興民は代表チームのエースだ。危機からチームを救うのがエースの宿命だ。

孫興民は代表チームで1年以上も得点がない。孫興民は昨年10月6日のW杯最終予選カタール戦でゴールを決めて以来、沈黙が続いている。代表チームで孫興民が復活する姿を見せる時だ。

権昶勲(クォン・チャンフン、ディジョン)と具滋哲(ク・ジャチョル、アウクスブルク)もゴール感覚を生かして代表チームの得点に寄与しなければいけない。

トップの重量感に対する指摘が多い。池東源(チ・ドンウォン、アウクスブルク)や黄儀助(ファン・ウイジョ、ガンバ大阪)では力不足という意味だ。また所属チームで試合に出ていない李青竜(イ・チョンヨン、クリスタルパレス)も実験対象だ。こうした選手たちには不安な視線が向けられている。こうした視線を変える唯一の方法がゴールだ。ゴールで自分の価値を証明しなければならない。

ロシア戦は申台龍号の未来がかかる試合といえる。今回のロシア戦の競技力と結果が非常に重要となる。まずは1ゴールが最初の一歩だ。そうしてこそ次があり、未来がある。



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