背任容疑で日本の警察に逮捕された関西興銀の前会長、李煕健(イ・ヒゴン、84)容疑者が、2000年12月の関西興銀破たん前後に30億円にのぼる自分の財産を隠していた疑いがあると、読売新聞が27日報じた。
李容疑者が当時、関西興銀などに自分名義で開設した定期預金口座から約30億円を引き出し、新韓銀行の日本支店に入金したと、同紙は伝えた。問題の30億円は韓国に送金されたという情報もあり、警察が確認作業を行っているという。
この事件を捜査中の大阪府警は、李容疑者が個人の財産に対する当局の差し押さえを免れるため資産隠しを図った疑いがあると判断している。
李容疑者は1982年、在日韓国人からの出資を集めて韓国に新韓(シンハン)銀行を設立、関西興銀破たん後の2001年3月には新韓銀行会長職からも退いた。
李容疑者が当時、関西興銀などに自分名義で開設した定期預金口座から約30億円を引き出し、新韓銀行の日本支店に入金したと、同紙は伝えた。問題の30億円は韓国に送金されたという情報もあり、警察が確認作業を行っているという。
この事件を捜査中の大阪府警は、李容疑者が個人の財産に対する当局の差し押さえを免れるため資産隠しを図った疑いがあると判断している。
李容疑者は1982年、在日韓国人からの出資を集めて韓国に新韓(シンハン)銀行を設立、関西興銀破たん後の2001年3月には新韓銀行会長職からも退いた。
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