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米軍の韓半島循環配備戦略資産、F-22・F-35B・原子力潜水艦の可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓半島周辺の米国戦略武器配備現況

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は28日、「韓米が年末から(米国の戦略資産)配備を始めるという部分は、深刻な現安保状況を勘案し、韓米間の緊密な協議で速やかに結果を導き出していくという意味」と明らかにした。前日の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と与野4党代表の会合であった「年末から米軍の戦略資産を循環配備することにした」(青瓦台の鄭義溶国家安保室長)という発言に関する説明であり、早期に措置を取るということだ。

戦略資産の循環配備とは米軍が保有する特定戦略武器を種類を変えながら韓国に3カ月間ずつ配備するというもので、昨年の韓米定例安保協議(SCM)でもこの問題を提起したが米国側の反対で実現しなかった。

しかし最近、北朝鮮の軍事的脅威が強まり、米国側も立場を変えたという。イ・ジンウ国防部広報課長は「21日の韓米首脳会談で米国戦略資産の循環配備を拡大することに合意した」と説明した。あとは武器の種類と運用方式の協議だ。


すぐに挙げられる戦力はF-22とF-35B(海兵隊用)などステルス機能を搭載した戦闘機。この戦闘機は有事に北朝鮮の防空網を避けて浸透した後、主要施設や移動式発射台を打撃できる。グアムと在日米軍基地に配備されているこれら戦闘機は烏山(オサン)や群山(クンサン)基地など米空軍が駐留する地域に場所だけを移せばよい。この地域からは10-20分以内に平壌(ピョンヤン)に飛行して攻撃できるため、北朝鮮には大きな脅威となる。金正日(キム・ジョンイル)総書記も生前、ステルス戦闘機が韓国に現れれば公開活動を中断するなど特に警戒していた。韓国は来年から40機のF-35A(空軍用)を導入する計画であり、ひとまず来年はF-22やF-35Aなど米空軍のステルス戦闘機がくる可能性が高い。

空中戦力ではB-1B超音速戦略爆撃機やB-2ステルス戦略爆撃機などの随時派遣が考えられる。当局者が韓半島(朝鮮半島)近海という表現を使った点を考慮すると、海軍戦力も検討の対象とみられる。軍関係者は「原子力潜水艦や迎撃ミサイル(SM3)を備えた米海軍のイージス駆逐艦も検討の対象」とし「水中で長時間留まってトマホーク長距離潜対地ミサイルで攻撃したり、北のミサイルを迎撃できるという点で効果的」と説明した。

特に米空母の定期的訪問と韓半島近隣での訓練は対北朝鮮抑止力をさらに強化できるという評価だ。空母はF-18スーパーホーネットなど80機の航空機を搭載し、他国の空軍全体レベルの戦力を保有する。空母が動く場合、これを護衛するための潜水艦と各種艦艇が同時に動くため、空母の移動はそれ自体が脅威であり抑止力になると評価されている。



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