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<サッカー>韓国協会「結論は申台龍監督、ヒディンク氏の役割は会って話し合う」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国代表の申台龍(シン・テヨン)監督

2018ロシアワールドカップ(W杯)本大会を控えた大韓サッカー協会が、「いかなる形でも力になりたい」というフース・ヒディンク元韓国代表監督の提案を受け入れることにした。こうした方針をすでにヒディンク監督に伝えたと、協会側は明らかにした。ヒディンク氏が具体的にどんな役割を担当するかについては、来月の韓国代表のロシア遠征評価試合で実際に会って話し合うことにした。

サッカー協会技術委員会は26日、ソウル新門路(シンムンロ)サッカー会館で2017年度第7次技術委会議を開いた。金鎬坤(キム・ホゴン)技術委員長、黄善洪(ファン・ソンホン)FCソウル監督、徐正源(ソ・ジョンウォン)水原サムスン監督、チャ・ヤンジュン韓国プロサッカー連盟審判委員長ら技術委員8人が出席した。この日の会議では先月31日のイラン戦、今月5日のウズベキスタン戦などロシアW杯アジア最終予選2試合の内容を分析し、ヒディンク氏の役割関連案件、コーチ追加選任案件、来年1月のアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンシップ本大会を控えたU-23(23歳以下)代表監督人選案件などについて議論した。

最も関心を集めた案件はやはりヒディンク氏の役割問題だ。ヒディンク氏は韓国のロシアW杯本大会進出決定直後の14日、オランダのアムステルダムで記者会見し、「いかなる形であれ韓国サッカーのために寄与したい」という立場を発表した。


韓国代表の申台龍(シン・テヨン)監督(47)も25日、欧州遠征評価試合の代表メンバーを発表した際、「ヒディンク監督が私心なく助言をするのなら私も1%の拒否なく受け入れる」と述べた。

会議は当初予定された2時間を40分ほど超えて行われ、会議後に金鎬坤委員長は「W杯本大会で好成績を出すためにヒディンク監督の支援を受けることにし、技術委員も全員同意した」と伝えた。ただ、具体的な役割については「ヒディンク監督と今後、細部を協議する」と言葉を控えた。金委員長は「(協会の提案に)ヒディンク監督が同意する過程が必要となる。(協会が事前の議論なく)公開的に(ヒディンク監督の)役割を制限すれば問題が生じることもある」と説明した。

サッカー協会は来月7日にモスクワで行われるロシア代表との評価試合でヒディンク氏に会う計画だ。金鎬坤委員長は「最近、ヒディンク監督に『どんな役割を望むのか』とメールで本人の意向を尋ねたが、『メールを確かに受け取った』という答弁のほかに内容はなかった」とし「先に役割を制限して提案するのは礼儀に背く。ロシアでお互い確認し合い、どんな役割を考えているのか尋ねる」と伝えた。金委員長は「ヒディンク監督には象徴的な支援にとどまらず、より具体的な役割を付与することになるだろう」と話した。申台龍監督体制はそのまま維持するという原則も確認した。金委員長は「これ以上ヒディンク監督の件で不必要な論争がないことを望む」と語った。

一方、技術委は申台龍監督が25日に要請した外国人の技術部門コーチとフィジカルコーチの選任も進めることにした。また来年8月にジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会に出場するU-23代表の指揮官にキム・ボンギル元仁川(インチョン)ユナイテッド監督(51)を選任した。



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