トランプ米大統領と安倍首相が２１日（現地時間）、米ニューヨークで開かれた韓日米首脳会談で、韓国の北朝鮮児童・妊婦８００万ドル支援計画について慎重な対応を要請した。

共同通信によると、日米首脳は韓国が対北朝鮮支援をすれば北朝鮮に対する圧力を損ないかねないと述べたという。日本テレビも、日米首脳が韓国の対北朝鮮支援について「今はそうする時期か」と難色を示した、と伝えた。

日本の菅義偉官房長官は２１日、「韓国側に対して国際社会による北朝鮮問題への取り組みに及ぼす影響を考える必要があるとして、慎重な対応を求めていきたい」と述べた。


韓国政府は２１日、政府ソウル庁舎で統一部長官の主宰で南北交流協力推進協議会を開き、ユニセフと世界食糧計画の幼児・妊婦支援事業に８００万ドルを支援することを最終議決した。ただ、具体的な支援の時期・規模は南北関係の状況など全般的な条件を総合的に考慮して決めることにした。