文在寅(ムン・ジェイン)大統領が18日、国連のグテーレス事務総長に北朝鮮の核問題解決に向け対話仲裁の努力を呼びかけた。
文大統領はこの日、第72回国連総会出席のためニューヨークを訪問した最初の日程として国連事務局でグテーレス事務総長と会い、「事務総長の対話仲裁努力に韓国政府は積極的に呼応するだろう」としてこのように明らかにしたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が伝えた。
文大統領の発言は「北朝鮮の核問題は最終的に対話を通じて解決すべき」という自身の原則を改めて強調した言葉だ。
文大統領はこの日も「北朝鮮の核問題が平和的な方式で根源的・包括的に速やかに解決されなければならない」と強調した。これに対しグテーレス事務総長は「北朝鮮の核問題の深刻性と厳重さに照らして国際社会の断固とした対応が必要ということに共感する。国連安保理決議履行のための国連次元の協力と対話を通じ北朝鮮の核問題が速やかに解決の糸口を見つけられるよう韓国政府との緊密な協力の下に可能な努力をしていきたい」と答えた。
この日の面会は予定された10分を超え17分にわたり行われた。しかし対話仲裁の具体的方式は議論されなかった。朴報道官は「文大統領が求める仲裁が南北間の対話か、国際社会次元の対話か、そうでなければ米国と北朝鮮の対話かは話さなかった。とにかくそのような(意味の)仲裁努力という原則的表現で対話が進められた」と話した。
訪米直前に提案の可能性が提起された国連次元の「対北朝鮮特使派遣」についても「短い対話であり(対北朝鮮特使など)具体的なことまで議論するには適切でない席だった」と説明した。
外交部当局者は「8月16日の国連安保理会議で国連政務局事務次官補が北朝鮮の核問題と関連した仲裁または周旋はいつでもできるとの考えを明らかにし、グテーレス事務総長も16日に同じ趣旨の立場を明らかにした」として国連次元の仲裁の可能性を示唆した。グテーレス事務総長はこの日も「軍事的解決策ではない外交的解決策により解決されなければならない」という立場を強調した。
青瓦台は国連総会直前になされた北朝鮮に対する800万ドルの支援決定背景に対しても積極的に釈明した。朴報道官は「国連が毎年対北朝鮮人道主義支援を要請しており、事務総長に南北関係解決や北東アジア平和のための役割を要請しなければならない韓国大統領としては国連の要請に肯定的シグナルを送る必要があった。実際の支援時期がいつなのかは示していないが(訪米前の支援決定が)事務総長の面談で肯定的効果を与えた」と話した。
外交部当局者はこれと関連し、「北朝鮮の相次ぐ挑発により毎年行われていた国連の人道的支援規模が減り国連の事業に支障が出ている状況。韓国政府に対しても決まっている対北朝鮮支援に対する確約を要請してきたのが事実」と説明した。
一方、文大統領はこの日「ソウル五輪が東西冷戦時期に平和と和合の契機を用意したように、来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪も平和を増進する意味ある契機になるだろう」としながら国連次元の関心を求めた。これに対しグテーレス事務総長は「韓国が高まった地位と国力に見合うように国連次元でもその役割と寄与を拡大しているだけに、国連は平和・開発・人権などあらゆる分野で韓国と緊密に協力することを希望する」と答えた。
1991年に南北が同時に国連に加入してから就任初年度の国連総会に参加したのは文大統領が初めてだ。
文大統領はこの日、第72回国連総会出席のためニューヨークを訪問した最初の日程として国連事務局でグテーレス事務総長と会い、「事務総長の対話仲裁努力に韓国政府は積極的に呼応するだろう」としてこのように明らかにしたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が伝えた。
文大統領の発言は「北朝鮮の核問題は最終的に対話を通じて解決すべき」という自身の原則を改めて強調した言葉だ。
文大統領はこの日も「北朝鮮の核問題が平和的な方式で根源的・包括的に速やかに解決されなければならない」と強調した。これに対しグテーレス事務総長は「北朝鮮の核問題の深刻性と厳重さに照らして国際社会の断固とした対応が必要ということに共感する。国連安保理決議履行のための国連次元の協力と対話を通じ北朝鮮の核問題が速やかに解決の糸口を見つけられるよう韓国政府との緊密な協力の下に可能な努力をしていきたい」と答えた。
この日の面会は予定された10分を超え17分にわたり行われた。しかし対話仲裁の具体的方式は議論されなかった。朴報道官は「文大統領が求める仲裁が南北間の対話か、国際社会次元の対話か、そうでなければ米国と北朝鮮の対話かは話さなかった。とにかくそのような(意味の)仲裁努力という原則的表現で対話が進められた」と話した。
訪米直前に提案の可能性が提起された国連次元の「対北朝鮮特使派遣」についても「短い対話であり(対北朝鮮特使など)具体的なことまで議論するには適切でない席だった」と説明した。
外交部当局者は「8月16日の国連安保理会議で国連政務局事務次官補が北朝鮮の核問題と関連した仲裁または周旋はいつでもできるとの考えを明らかにし、グテーレス事務総長も16日に同じ趣旨の立場を明らかにした」として国連次元の仲裁の可能性を示唆した。グテーレス事務総長はこの日も「軍事的解決策ではない外交的解決策により解決されなければならない」という立場を強調した。
青瓦台は国連総会直前になされた北朝鮮に対する800万ドルの支援決定背景に対しても積極的に釈明した。朴報道官は「国連が毎年対北朝鮮人道主義支援を要請しており、事務総長に南北関係解決や北東アジア平和のための役割を要請しなければならない韓国大統領としては国連の要請に肯定的シグナルを送る必要があった。実際の支援時期がいつなのかは示していないが(訪米前の支援決定が)事務総長の面談で肯定的効果を与えた」と話した。
外交部当局者はこれと関連し、「北朝鮮の相次ぐ挑発により毎年行われていた国連の人道的支援規模が減り国連の事業に支障が出ている状況。韓国政府に対しても決まっている対北朝鮮支援に対する確約を要請してきたのが事実」と説明した。
一方、文大統領はこの日「ソウル五輪が東西冷戦時期に平和と和合の契機を用意したように、来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪も平和を増進する意味ある契機になるだろう」としながら国連次元の関心を求めた。これに対しグテーレス事務総長は「韓国が高まった地位と国力に見合うように国連次元でもその役割と寄与を拡大しているだけに、国連は平和・開発・人権などあらゆる分野で韓国と緊密に協力することを希望する」と答えた。
1991年に南北が同時に国連に加入してから就任初年度の国連総会に参加したのは文大統領が初めてだ。
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