7日、北京釣魚台国賓館で開かれた韓中高位言論人フォーラムの参加者が記念撮影した。
7日、開かれた「第9回韓中高位言論人フォーラム」の韓国側団長である李夏慶(イ・ハギョン)中央日報主筆は「情緒と生き残り」でTHAADを見る両国の認識の違いを説明した。これに先立ち、高岸明中国日報社副編集長の「THAADは北東アジアで戦略的均衡を破壊し、中国の戦略安保を侵害して中国国民の情緒を傷つけた」という主張に対する反論だ。
北京釣魚台国賓館の八方苑で開かれたこの日のフォーラムは、韓国文化体育観光部と中国国務院新聞弁公室が共同主催し、21世紀韓中交流協会〔会長金漢圭(キム・ハンギュ)元総務処長官〕が主管した。
中国共産党中央宣伝部の蒋建国副部長兼国務院新聞弁公室主任はこの日、祝辞で「25年前、韓中修交当時の初心を忘れずに互恵共生の原則で北核とTHAADなど両国間の様々な矛盾を解決しよう」とし「言論人は歴史の目撃者であり、記録担当者であり、推進者として両国関係の発展の正しい方向を提示しなければならない」と呼び掛けた。
この日、フォーラムに参加した高位言論人は、THAADに対する立場の違いを確認しながらも求同存異の解決法を共に模索した。
ハンギョレ新聞のキム・ジョング編集者は「THAADに対する中国の懸念は行き過ぎたもので、感情的な対応は度を越したとのことがTHAAD配備に反対してきた私やハンギョレ新聞の立場」とし「現存する脅威になった北朝鮮と中国の報復措置はTHAAD配備を不可避なものにさせた」と吐露した。
国務院新聞弁公室の郭衛民副主任も「中国と韓国はTHAADを見る事実に対する理解が異なる」としつつも「韓半島(朝鮮半島)の非核化を追求する中国政府の立場は一貫しており、両国の言論人は今後どのように求同存異するか、易地思之と実事求是の姿勢で協力の道を模索しよう」と提案した。この日、フォーラムには張建星人民日報副社長など中国側代表21人と国内の主要メディアの高位幹部12人が参加した。
この記事を読んで…