米国・中国と日本が大騒ぎしているが、本当に問題なのは韓国だ。北朝鮮が最終的に狙う対象は韓国であるからだ。核武力に対応するいかなる手段もない韓国は北朝鮮の核植民地になったと自嘲してもどうにもならない状況を迎えた。米国がいくら拡張抑止という名の核の傘をかぶせても、数千-1万キロほど離れたグアムや本土から移動するには時間がかかる。その隙に韓国の急所を攻撃して無力化した後、南北関係を圧倒的に主導するというのが、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の韓国支配戦略の要諦だ。
実際、金正恩委員長は「人民軍はソウルを一気に占領して南側を平定しなければいけない」とし「戦略軍は今後、太平洋を目標にして多くの弾道ロケット実験をし、戦略武力を実戦化するべき」と述べた。戦略軍の核・ミサイルで米国の核の傘と戦時増援戦力を遮断し、人民軍でソウルを速やかに打撃し、南北関係を覆すという単純明快な手続きだ。核開発を経済支援や体制保障交渉用と考えた父の金正日(キム・ジョンイル)総書記とは比較できないほど大胆で立体的な国家戦略だ。
実際、金正恩委員長は「人民軍はソウルを一気に占領して南側を平定しなければいけない」とし「戦略軍は今後、太平洋を目標にして多くの弾道ロケット実験をし、戦略武力を実戦化するべき」と述べた。戦略軍の核・ミサイルで米国の核の傘と戦時増援戦力を遮断し、人民軍でソウルを速やかに打撃し、南北関係を覆すという単純明快な手続きだ。核開発を経済支援や体制保障交渉用と考えた父の金正日(キム・ジョンイル)総書記とは比較できないほど大胆で立体的な国家戦略だ。
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