結局は最後まで持ち越すことになった。サッカー韓国代表が2018ロシアワールドカップ(W杯)本大会に進出できるかどうかは予選最終戦で決まる見通しだ。
韓国(FIFAランキング49位)は31日、ソウルW杯競技場で2018ロシアW杯アジア最終予選A組第9戦を行い、イラン(24位)と0-0で引き分けた。後半6分に相手選手1人が退場したが、韓国は数的優位を生かせなかった。
最終予選は各組2位まで本大会に直行する。A組1位ですでに本大会行きを決めているイランは6勝3分け(勝ち点21)となり、無敗を続けた。韓国は4勝3敗2分け(勝ち点14)で組2位を守った。
この日、同じ組の中国が韓国を助けた。中国はホームでウズベキスタンに1-0で勝った。後半41分にガオリンがPKを決めた。もしこの日イランに勝っていれば韓国の本大会行きが決まっていたが、引き分けに終わり絶好の機会を逃した。韓国はウズベキスタン(4勝5敗、勝ち点12)との勝ち点差を1点から2点に広げた。同じ組のシリアはこの日、カタールを3-1で降し、勝ち点12に伸ばした。
韓国は1986メキシコ大会から8大会連続でW杯本大会に進出している。9大会連続進出がかかる予選最終戦は5日夜12時、ウズベキスタンのタシケントで行われる。この試合に勝てば組2位が決まる。韓国がウズベキスタンと引き分け、シリアがイランに勝てば3位となる。この場合、B組3位とプレーオフを行う。最悪の場合は4位まで落ちる。韓国がウズベキスタンに敗れ、シリアがイランに勝てば脱落する。
「上岩(サンアム)の炎の地獄へようこそ」。この日のキックオフを控え、ソウルW杯競技場の電光掲示板にはこのように表示された。申台龍(シン・テヨン)監督(47)は「昨年10月のイラン・テヘラン遠征当時(宗教行事を迎え)イランの約8万人のファンが黒い服を着て出てきた。殺伐とした雰囲気だった。ここでは赤く染めて驚かせたい。ウェルカム・トゥ・ソウル」と語った。
赤いシャツを着た6万3124人の観客が競技場を埋めた。2013年のブラジルとの親善試合以来4年ぶりに観客数が6万人を超えた。大韓サッカー協会が無料配布した赤いシャツには「楽しめ大韓民国」「WE ARE THE REDS!」(我々はレッドデビルズ)と書かれていた。15年前に4強入りした韓日W杯に劣らない熱気だった。
韓国サッカーファンはカルロス・ケイロス監督(64、ポルトガル)に向けてヤジを飛ばした。2013年6月18日に蔚山(ウルサン)で行われたブラジルW杯アジア最終予選で、ケイロス監督は1-0で勝利した後、韓国ベンチに向かって挑発的に拳を上げた張本人だ。しかし韓国サッカーはイランを「上岩の炎の地獄」に陥れることはできなかった。シュティーリケ監督が成績不振で退いた後、7月に代表チームの指揮棒を握った申監督はデビュー戦で引き分けを記録した。
申監督はこの日、4-2-3-1のフォーメーションを採用した。膝に痛みを抱える黄喜燦(ファン・ヒチャン、21、ザルツブルク)がトップに入った。腕のけがから復帰した孫興民(ソン・フンミン、25、トッテナム)は赤い包帯を巻いて左ウイングで出場した。韓国は闘志あふれるプレーを見せたが、今回もイランのゴールネットを揺らすことはできなかった。特に相手ゴール前での最後のプレーが惜しまれた。ひざのけがでメンバーから抜けた奇誠庸(キ・ソンヨン、スウォンジーシティ)の穴が大きかった。
前半19分、FKからの張賢秀(チャン・ヒョンス、FC東京)のヘディングシュートはわずかにそれた。後半6分にはイランの選手が退場した。空中のボールを競り合ったイランのMFサイード・エザトラヒ(ロストフ)が着地の過程で金敏在(キム・ミンジェ、全北)の頭を踏んだ。主審はすぐにレッドカードを取り出した。しかし韓国は11人対10人の数的優位を生かすことができなかった。
韓国は後半28分、李在成(イ・ジェソン、全北)の代わりに196センチの長身FW金信旭(キム・シンウク、全北)を投入した。後半32分、権昶勲(クォン・チャンフン、ディジョン)のFKはクロスバーのわずか上を通過した。イランの守備は強かった。イランは9試合を終えてまだ失点がない。韓国はイランとの対戦成績が9勝13敗8分けとなった。2011年1月のカタールアジアカップで勝利して以来、6年7カ月間もイランに勝っていない。
韓国(FIFAランキング49位)は31日、ソウルW杯競技場で2018ロシアW杯アジア最終予選A組第9戦を行い、イラン(24位)と0-0で引き分けた。後半6分に相手選手1人が退場したが、韓国は数的優位を生かせなかった。
最終予選は各組2位まで本大会に直行する。A組1位ですでに本大会行きを決めているイランは6勝3分け(勝ち点21)となり、無敗を続けた。韓国は4勝3敗2分け(勝ち点14)で組2位を守った。
この日、同じ組の中国が韓国を助けた。中国はホームでウズベキスタンに1-0で勝った。後半41分にガオリンがPKを決めた。もしこの日イランに勝っていれば韓国の本大会行きが決まっていたが、引き分けに終わり絶好の機会を逃した。韓国はウズベキスタン(4勝5敗、勝ち点12)との勝ち点差を1点から2点に広げた。同じ組のシリアはこの日、カタールを3-1で降し、勝ち点12に伸ばした。
韓国は1986メキシコ大会から8大会連続でW杯本大会に進出している。9大会連続進出がかかる予選最終戦は5日夜12時、ウズベキスタンのタシケントで行われる。この試合に勝てば組2位が決まる。韓国がウズベキスタンと引き分け、シリアがイランに勝てば3位となる。この場合、B組3位とプレーオフを行う。最悪の場合は4位まで落ちる。韓国がウズベキスタンに敗れ、シリアがイランに勝てば脱落する。
「上岩(サンアム)の炎の地獄へようこそ」。この日のキックオフを控え、ソウルW杯競技場の電光掲示板にはこのように表示された。申台龍(シン・テヨン)監督(47)は「昨年10月のイラン・テヘラン遠征当時(宗教行事を迎え)イランの約8万人のファンが黒い服を着て出てきた。殺伐とした雰囲気だった。ここでは赤く染めて驚かせたい。ウェルカム・トゥ・ソウル」と語った。
赤いシャツを着た6万3124人の観客が競技場を埋めた。2013年のブラジルとの親善試合以来4年ぶりに観客数が6万人を超えた。大韓サッカー協会が無料配布した赤いシャツには「楽しめ大韓民国」「WE ARE THE REDS!」(我々はレッドデビルズ)と書かれていた。15年前に4強入りした韓日W杯に劣らない熱気だった。
韓国サッカーファンはカルロス・ケイロス監督(64、ポルトガル)に向けてヤジを飛ばした。2013年6月18日に蔚山(ウルサン)で行われたブラジルW杯アジア最終予選で、ケイロス監督は1-0で勝利した後、韓国ベンチに向かって挑発的に拳を上げた張本人だ。しかし韓国サッカーはイランを「上岩の炎の地獄」に陥れることはできなかった。シュティーリケ監督が成績不振で退いた後、7月に代表チームの指揮棒を握った申監督はデビュー戦で引き分けを記録した。
申監督はこの日、4-2-3-1のフォーメーションを採用した。膝に痛みを抱える黄喜燦(ファン・ヒチャン、21、ザルツブルク)がトップに入った。腕のけがから復帰した孫興民(ソン・フンミン、25、トッテナム)は赤い包帯を巻いて左ウイングで出場した。韓国は闘志あふれるプレーを見せたが、今回もイランのゴールネットを揺らすことはできなかった。特に相手ゴール前での最後のプレーが惜しまれた。ひざのけがでメンバーから抜けた奇誠庸(キ・ソンヨン、スウォンジーシティ)の穴が大きかった。
前半19分、FKからの張賢秀(チャン・ヒョンス、FC東京)のヘディングシュートはわずかにそれた。後半6分にはイランの選手が退場した。空中のボールを競り合ったイランのMFサイード・エザトラヒ(ロストフ)が着地の過程で金敏在(キム・ミンジェ、全北)の頭を踏んだ。主審はすぐにレッドカードを取り出した。しかし韓国は11人対10人の数的優位を生かすことができなかった。
韓国は後半28分、李在成(イ・ジェソン、全北)の代わりに196センチの長身FW金信旭(キム・シンウク、全北)を投入した。後半32分、権昶勲(クォン・チャンフン、ディジョン)のFKはクロスバーのわずか上を通過した。イランの守備は強かった。イランは9試合を終えてまだ失点がない。韓国はイランとの対戦成績が9勝13敗8分けとなった。2011年1月のカタールアジアカップで勝利して以来、6年7カ月間もイランに勝っていない。
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