国家情報院によると、北朝鮮はこの日午前5時57分、平壌(ピョンヤン)の順安(スンアン)空港滑走路の一部の補助滑走路から北海道方面に向けて弾道ミサイルを発射した。北朝鮮が民間空港である順安空港からミサイルを発射したのは初めてだ。平安北道東倉里は平壌から北西側に100キロほど離れている。ミサイルは最大高度550キロメートルで約2700キロメートル飛行して北太平洋に落下した。複数の情報委員は「米国が衛星を通じて北朝鮮東倉里にあるミサイル発射基地で液体燃料を注入する場面や車両移動の様子などを確認して韓国情報当局に伝えてきた」とし「今回、発射体と推定されている『火星12型』の場合、液体燃料の注入に1時間程度かかっていたため事前確認が可能だった」と伝えた。
匿名を希望した国会情報委員は「東倉里から平壌順安飛行場まで距離がそれほどないので東倉里で燃料を入れて準備した」としながら「液体燃料は時間が経過しすぎてはいけないので、東倉里ミサイル基地で燃料を注入して移動したのだろう」と説明した。この委員は「米国が送ってきた衛星の分析資料に基づき、情報当局と韓米連合軍司令部が共同分析作業を始め、これを通じて政府はきょう(29日)未明から北朝鮮の弾道ミサイル発射を鋭意注視していた」と述べた。
匿名を希望した国会情報委員は「東倉里から平壌順安飛行場まで距離がそれほどないので東倉里で燃料を入れて準備した」としながら「液体燃料は時間が経過しすぎてはいけないので、東倉里ミサイル基地で燃料を注入して移動したのだろう」と説明した。この委員は「米国が送ってきた衛星の分析資料に基づき、情報当局と韓米連合軍司令部が共同分析作業を始め、これを通じて政府はきょう(29日)未明から北朝鮮の弾道ミサイル発射を鋭意注視していた」と述べた。
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