辛東彬(シン・ドンビン)会長
ロッテはこの日臨時株主総会決議に基づき系列4社を投資(持ち株)会社と事業会社に人的分割する。続けて4つの投資会社をロッテ製菓投資会社を中心に合併する過程を経て10月初めにロッテ持ち株株式会社を正式に設立させる予定だ。分割合併比率はロッテ製菓1、ロッテショッピング1.14、ロッテ七星飲料8.23、ロッテフード1.78だ。事業部門4社とロッテ持ち株の株式は変更上場と追加上場手続きなどを経て10月30日ごろ取り引きが再開される。
持ち株会社が設立されれば辛東彬(シン・ドンビン)会長の韓国事業支配力も強化される。辛会長の持ち株会社の持ち分は10.5%だ。ロッテグループ系列会社(25.2%)と自社株(12.7%)などを合わせれば辛会長と特殊関係人の持ち分率は50%に迫る見通しだ。日本のロッテホールディングスの支配を受けるホテルロッテのロッテ持ち株会社の持ち分率は6.5%程度となる。ロッテグループは中長期的にホテルロッテを上場した後に持ち株会社と合併し、日本のロッテホールディングスの影響力から完全に抜け出す案を推進すると明らかにした。
持ち株会社設立後には7月末現在67個あるロッテグループの循環出資の輪が18個に大幅に減る。
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