予想される北朝鮮弾道ミサイル実験経路と3回の高角発射実験
北朝鮮がこれらミサイルを露出させたのは自信の表示と考えられる。写真の中にはICBM弾頭の材料である「炭素複合材料」の特性もあった。ICBMが外気圏から空気が多い大気圏に進入する際に発生する7000-8000度の温度と高圧に耐える弾頭保護カバーに使用される。金正恩委員長の前の壁に貼られた表にはこの材料の密度と引張強度、プラズマ侵食速度などが表示されている。プラズマ侵食速度とは、ICBMの弾頭が大気圏に進入しながら高温と高圧でプラズマ状態になるが、この時に弾頭の表面が削られていく程度を表す尺度だ。ICBMの大気圏進入技術の核心となる。
<Mr.ミリタリー> 「金正恩委員長のICBM野心、南太平洋で来年初め完成」(2)
<Mr.ミリタリー> 「金正恩委員長のICBM野心、南太平洋で来年初め完成」(3)
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