軍当局によると、事故が発生した自走砲には訓練当時5人の乗務員と安全統制官2人の計7人が搭乗していた。軍当局が負傷者の陳述をまとめたところ、2発を撃って3発目の発射待機状態で自走砲内部の閉鎖機から突然煙が発生したという。このため安全統制官のイ中士が「待機、待機」と叫んだ瞬間、装薬が爆発して砲弾が発射され、火炎が発生したという。閉鎖機とは砲射撃をする前に砲身を密閉する装置。これのため発射後に火炎と煙は自走砲の内部には漏れない。閉鎖機が作動しなければ砲弾を発射できないのが正常だ。
軍関係者は「暫定的に運用の未熟など人災ではないという結論を出した」と述べた。軍の内部では今回の事故がK-9を開発中だった1997年12月当時の事故と似ているという分析が出ている。当時の状況も2発目を撃った後、3発目が発射されず、突然、自走砲の内部に火災が発生した。薬室に新しい砲弾を装填した後、以前の弾で残っていた装薬(砲弾を飛ばす推進火薬)のかすに火がつき、新しい弾の装薬に移ったのが原因だった。この事故でサムスンテックウィン(現ハンファ地上防産)関係者が死亡した。軍当局は今回の事故には装薬不良の可能性もあるとみて原因を調べている。
軍関係者は「暫定的に運用の未熟など人災ではないという結論を出した」と述べた。軍の内部では今回の事故がK-9を開発中だった1997年12月当時の事故と似ているという分析が出ている。当時の状況も2発目を撃った後、3発目が発射されず、突然、自走砲の内部に火災が発生した。薬室に新しい砲弾を装填した後、以前の弾で残っていた装薬(砲弾を飛ばす推進火薬)のかすに火がつき、新しい弾の装薬に移ったのが原因だった。この事故でサムスンテックウィン(現ハンファ地上防産)関係者が死亡した。軍当局は今回の事故には装薬不良の可能性もあるとみて原因を調べている。
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