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独島の領有権を主張する日本の虚偽を暴きたい

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

チョン・ソング院長が、独島が韓国領土に表記された西洋の古地図(1840年英国ロンドン発行)を指している。

「過去40年間、一つ一つ集めてきた地図です。独島(ドクト、日本名・竹島)研究者や専門機関と資料を共有しようと思っています。独島をめぐる領有権を主張する日本に対抗するには、我々から綿密な対応が必要ですから」

9日午前、京畿道城南市盆唐区(キョンギド・ソンナムシ・プンダング)の韓国カルヴァン主義研究院。チョン・ソング院長は、独島が韓国の領土であることを示す西洋の古地図原本約10枚を公開した。16~19世紀、英国・米国・ドイツ・ロシアなどで作られたものだ。チョン院長が収集してきた独島関連古地図約60枚のうち、まず代表作10枚を開いてみた。

一例として1809年、英国ロンドンで製作された「日本地図」を見ると、鬱陵島(ウルルンド)と独島が今の江原道(カンウォンド)近くについている。鬱陵島は「クルルンド(Kulung Tao)」、独島は朝鮮名称である「三峰島(サムボンド)」と発音が似ている「チャムドゥド(Tchamdou Tao)」と表記された。1854年、米ペンシルバニア州で作られた「中国地図」にも鬱陵島と独島が韓国領に記されている。また、1840年、ロンドンで発行された「日本地図」には鬱陵島・独島はもちろん、対馬島も韓国に属したものと明記されている。


「すでに学界に報告された地図と同じか、類似したものもあります。だが、1840年、ロンドンで製作された地図は今回初めて公開します。私の小さい力を添えて独島の領有権を主張してきた日本の虚偽を暴きたいです」

チョン院長は総神(チョンシン)大・大神(デシン)大の学長及び大学院長を務めた神学者だ。韓国を代表するジャン・カルヴァン(1509~64・フランス宗教改革家)専門家だ。彼が1985年に設立したカルヴァン研究院及び博物館には希覯資料約1万点が所蔵されている。チョン院長のもう一つの関心事は日帝強制占領期における韓国教会。韓国の国権を奪い、韓国教会に神社参拝を強要した日帝の宗教弾圧を研究してきた。

「80年代から日本各地をめぐりながら日本人の反省と改心を促してきました。その過程で自然と古地図の重要性に目覚めました。私が確認した西洋の古地図の中で独島が日本の領土に記されたものはほぼありません。独島は歴史的に、地理的に、国際法的に明らかな韓国領土です」



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