黄台淵・東国大学校教授(写真=中央フォト)
これまで、私たちが大韓帝国時代を振り返ることさえ忌み嫌っていた理由は何か。全く同感できず、前後がかみあわない事件だけが羅列してあったからだ。韓国の近代的な歴史叙述は、日本の学者の手で始まったという点が悲しい。どうしたらこのように無気力に滅びえたのか、このような感情を誰もが一度は持ったことだろう。黄教授はその点に執拗に掘り下げている。日帝植民史学者が脱落させ、解放以降の韓国学者が気づけなかった2つの事件を復元させた。1894年の甲午倭乱(東学党の乱)と1904年の甲辰倭乱(日露戦争)だ。漢文・英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語など外国語に精通している長所を活かした。
大韓帝国は無䎋力に滅びたのではない(2)
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