現代車の危機の直接的な原因は販売不振だ。今年上半期の現代車の販売台数は219万7689台と、前年同期比8.2%減少した。国内では1.7%減にとどまったが、全体の80%を超える海外での販売が185万3559台と、9.3%も減少した。何よりも中国・米国市場での販売不振が大きかった。「THAAD(高高度防衛ミサイル)直撃弾」を受けた中国市場の販売台数は30%近く減少した36万1000台で、市場シェアは3%台まで落ちた。上半期の米国市場での販売台数も34万6000台と、7.4%減少した。
しかし販売の不振は表れた結果にすぎず、危機の原因はより根本的なところにあるという分析が少なくない。何よりも競争力低下に直面しているという診断が目立つ。日本の自動車産業専門調査会社フォーインは「現代自動車は基礎および先行技術の開発に十分に投資せず、新技術の相当数を海外部品会社に依存しているため、過去に比べてコストが上昇している」と指摘した。
しかし販売の不振は表れた結果にすぎず、危機の原因はより根本的なところにあるという分析が少なくない。何よりも競争力低下に直面しているという診断が目立つ。日本の自動車産業専門調査会社フォーインは「現代自動車は基礎および先行技術の開発に十分に投資せず、新技術の相当数を海外部品会社に依存しているため、過去に比べてコストが上昇している」と指摘した。
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