味付けのりの生産過程。(写真=中央フォト)
のりの採取場面。(写真=中央フォト)
スイス・ジュネーブで17日(現地時間)に開かれた第40回国際食品規格委員会(CODEX Alimentarius・コデックス委員会)総会は韓国が提案した「のり製品規格案」をアジア地域の規格として認定した。韓国海洋水産部はのり製品規格案が史上初めて海草類関連国際規格に認められたと説明した。
規格案は乾燥のり、焼きのり、味付けのりなど3つののりに関するもので、類型別製品の定義および製造方法、必須成分および主要品質要素、食品添加物の使用基準などの内容を扱う。特に、原草以外にも青のり、カジメ、カプサアオノリなど多様な海草類を選択性原料として使う韓国のりの特性が反映された。
これに先立ち、海水部は2010年、コデックス委員会の会議でのり製品の規格化を初めて提案して以来、2019年採択を目標に韓国食品研究院と研究などに取り組んできた。だが、当初の目標より2年早い今年の総会で多くの加盟国から支持を得て標準規格に採択される成果を上げた。
国際的にのり消費および教育が増加している中で、韓国の味付けのりの輸出は2010年7095万ドル(約79億5000万円)から昨年2億3691万ドルに規模が6年間で3倍以上拡大した。海水部のオ・ウニョル漁村養殖政策官は「韓国が主導して設定した世界初の海草類国際食品規格ということに大きい意味がある」とし、「この規格がアジア地域だけでなく、全世界で適用される標準規格に採択されるように努力していきたい」と明らかにした。
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