済州犬は尻尾がほうきのように立っており、三角形の立ち耳が特徴だ。(写真=済州道畜産振興院)
このような済州犬が天然記念物への登録に挑戦する。済州道は11日、「済州犬を珍島(チンド)犬とサプサル犬、慶州(キョンジュ)トンギョンイなど、他の韓国原産の犬ように国家指定文化財天然記念物に指定するため、準備作業に着手した」と明らかにした。
天然記念物登録は、体系的な管理を通じて犬種を保全することで、済州犬の価値を高めるために行われる。済州道は2000年代に入り、済州犬の遺伝子分析を通じて他の犬種との関係などについて研究してきた。
済州犬は5月、国立畜産科学院の遺伝子分析結果、純血度が高いことが分かった。珍島犬とサプサル犬など、韓国内で他の犬と交雑されていない純血統と分析された。専門家らは済州犬が陸地から離れた島で生存してきたのが純血度を高めてきたと見ている。
成犬になった済州犬の体長は49~55センチ、体重12~16キロで、珍島犬と似ている。聴覚や臭覚が優れ、アナグマ・キジなどの猟犬として優れた資質を備えているという評価だ。根気と勇猛性も抜群で、敏捷な行動でも評価されている。
専門家らは済州犬が3000年前に中国から渡ってきたものと見ている。日帝強制占領期と6・25韓国戦争(朝鮮戦争)などを経て毛皮用と食用で使われ、ほとんどが消えた。その後、雑種交配が多く行われ、純粋な血統を持つ済州犬は稀になった。
これを受け、済州道畜産振興院は済州犬の血統保存に着手した。1986年、済州全域で純粋な済州犬3匹を探して育成したのがその始まりだ。現在、畜産振興院には65匹の済州犬が飼育されている。
済州道畜産振興課のキム・デチョル事務官は「済州犬の天然記念物登録に向け、過去の文献と資料などを収集する一方で、専門家サービスを準備している」と話した。
この記事を読んで…