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俳優キム・スヒョン最新作『リアル』、『ドリームハイ』以降初の興行失敗?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

俳優キム・スヒョン

俳優キム・スヒョンが出演映画『リアル』で興行記録にブレーキがかかった。

韓国の映画振興委員会統合電算網によると、キム・スヒョンのスクリーン主演作『リアル』(イ・サラン監督)は1日、6万7795人を動員して累積観客数32万2948人を記録した。デイリーボックスオフィスは3位だった。青少年観覧不可等級という点を勘案しても残念な成績だ。特に、主演キム・スヒョンにかかった期待が高いためなおさらだ。

『リアル』でキム・スヒョンの興行の勢いが失速しているような雰囲気だ。その間、キム・スヒョンはKBS(韓国放送公社)第2テレビ『ドリームハイ』をはじめ、出演した主演作6本が連続で興行に成功した。MBC(文化放送)『太陽を抱く月』は42.2%という驚異的な視聴率を叩き出し、映画『10人の泥棒たち』では1000万俳優タイトルを手にした。初のスクリーン主演作『シークレット・ミッション』は累積観客数695万9083人を動員して興行に成功した。SBS(ソウル放送)『星から来たあなた』では国内を越えて中国やアジア全域で人気を博し、KBS第2テレビ『プロデューサー』でも好成果を残した。


だが『リアル』で興行の勢いが下降曲線に転じた。先月28日、同じ日に公開された『朴烈(パク・ヨル)』が100万突破で順調に観客数を伸ばしているとは逆に、『リアル』は動員数が伸びずに苦戦を強いられている。デイリーボックスオフィスランキングは2位でスタートして公開4日目の30日には3位に落ちた。週末を基点にデイリー観客数が増えたが、公開初週末の観客数が10万を越えられなかった点で惨敗の雰囲気がにじむ。

キム・スヒョンは舞台挨拶を懸命こなし、映の画広報に最善を尽くしているが、今後盛り返していくことは簡単ではないように見える。115億ウォン(約11億円)の製作費が投じられた『リアル』は損益分岐点を越えるのも難しいようだ。大手配給会社のCJエンターテインメントが配給を手がけているが、ヒットは遠そうだ。



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