高高度防衛ミサイル(THAAD)配備過程でミサイル発射台の搬入計画が「1+5」(今年1基、来年5基)から「2+4」(今年5月以前にすべて完了)に変わったという文在寅(ムン・ジェイン)大統領の発言をめぐり、論争が起きている。
THAAD1砲台はXバンドレーダー、発射台6基、ミサイル48基などで構成される。米軍は3月6日に発射台2基など核心装備を最初に搬入し、4月に残りの発射台4基も追加で搬入した。論争は、文大統領が22日のロイター通信のインタビューで、韓米両国が合意したというTHAAD配備の最初の計画を明らかにしたことで始まった。
文大統領は「当初は2017年末までにTHAAD発射台1基を配備し、残りの5基は来年配備することで合意していた。どういう理由かは知らないが、こうしたすべての手続きが前倒しになった」と述べた。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は23日、記者らに「1+5」主張を説明した。青瓦台の関係者は「青瓦台の調査過程で発射台の配備過程が何度か変更されたことが確認された」とし「当初の計画は2017年に1基、2018年までに5基配備だったが、計画がどういう理由で修正されて、発射台2基が3月に搬入され、大統領選挙前に突然4基が入ってきたのかは調査の結果が出なければいけない」と述べた。昨年7月に配備完了時点を「2017年末」と発表した国防部は反応を出さなかった。
しかし米国防総省は文大統領の発言に対し、「我々はこの(THAAD配備)すべての過程において韓国政府と緊密に、全面的に透明に協議してきた」という立場を表した。米国防総省のロス報道官は米政権の立場を尋ねる中央日報に対し「韓国政府に聞くのがよい」とし、このように答えた。手続きの「透明性」を強調し、文大統領との見解の違いを表した。ロス報道官は「韓国政府の立場は『同盟の決定』であり、今後覆されないことを信じる」と付け加えた。
自由韓国党の鄭宇沢(チョン・ウテク)院内代表はこの日、「文大統領はあたかも韓米が不法謀議をしたような雰囲気を漂わせた」とし「極度に敏感なTHAAD配備現況をメディアに公開したこと自体が不適切だ」と指摘した。正しい政党の河泰慶(ハ・テギョン)議員も「韓米首脳会談を控え、なぜ不必要な対立をするのか理解できない」とし「トランプ大統領と一度やり合おうということか」と話した。
THAAD1砲台はXバンドレーダー、発射台6基、ミサイル48基などで構成される。米軍は3月6日に発射台2基など核心装備を最初に搬入し、4月に残りの発射台4基も追加で搬入した。論争は、文大統領が22日のロイター通信のインタビューで、韓米両国が合意したというTHAAD配備の最初の計画を明らかにしたことで始まった。
文大統領は「当初は2017年末までにTHAAD発射台1基を配備し、残りの5基は来年配備することで合意していた。どういう理由かは知らないが、こうしたすべての手続きが前倒しになった」と述べた。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は23日、記者らに「1+5」主張を説明した。青瓦台の関係者は「青瓦台の調査過程で発射台の配備過程が何度か変更されたことが確認された」とし「当初の計画は2017年に1基、2018年までに5基配備だったが、計画がどういう理由で修正されて、発射台2基が3月に搬入され、大統領選挙前に突然4基が入ってきたのかは調査の結果が出なければいけない」と述べた。昨年7月に配備完了時点を「2017年末」と発表した国防部は反応を出さなかった。
しかし米国防総省は文大統領の発言に対し、「我々はこの(THAAD配備)すべての過程において韓国政府と緊密に、全面的に透明に協議してきた」という立場を表した。米国防総省のロス報道官は米政権の立場を尋ねる中央日報に対し「韓国政府に聞くのがよい」とし、このように答えた。手続きの「透明性」を強調し、文大統領との見解の違いを表した。ロス報道官は「韓国政府の立場は『同盟の決定』であり、今後覆されないことを信じる」と付け加えた。
自由韓国党の鄭宇沢(チョン・ウテク)院内代表はこの日、「文大統領はあたかも韓米が不法謀議をしたような雰囲気を漂わせた」とし「極度に敏感なTHAAD配備現況をメディアに公開したこと自体が不適切だ」と指摘した。正しい政党の河泰慶(ハ・テギョン)議員も「韓米首脳会談を控え、なぜ不必要な対立をするのか理解できない」とし「トランプ大統領と一度やり合おうということか」と話した。
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