高齢者が一度貧困になれば10年経過しても貧困を抜け出すのは難しいことが分かった。
イエス大学社会福祉学科のキム・ギョンフィ教授は23日に開かれた国民年金老後所得保障パネル学術大会で、高齢者1457人の2005年・2015年の所得・資産変化を分析した「高齢者貧困特性研究」の結果を発表した。貧困とは個人基準で中位所得(所得順に並べた場合の真ん中)の60%以下をいう。
キム教授は2005年に貧困に該当した高齢者515人の変化を追跡した。このうち430人(83.5%)は依然として貧困ライン以下の生活を送っている。また10年前に貧困層でなかった764人のうち298人(39%)は10年後に貧困層になっていた。逆に10年後に貧困層から抜け出した人は85人にすぎない。
キム教授は「福祉対象者認定基準を緩和したり高齢者雇用事業、医療保障などの政策を綿密に進め、死角地帯を減らさなければいけない」と指摘した。
イエス大学社会福祉学科のキム・ギョンフィ教授は23日に開かれた国民年金老後所得保障パネル学術大会で、高齢者1457人の2005年・2015年の所得・資産変化を分析した「高齢者貧困特性研究」の結果を発表した。貧困とは個人基準で中位所得(所得順に並べた場合の真ん中)の60%以下をいう。
キム教授は2005年に貧困に該当した高齢者515人の変化を追跡した。このうち430人(83.5%)は依然として貧困ライン以下の生活を送っている。また10年前に貧困層でなかった764人のうち298人(39%)は10年後に貧困層になっていた。逆に10年後に貧困層から抜け出した人は85人にすぎない。
キム教授は「福祉対象者認定基準を緩和したり高齢者雇用事業、医療保障などの政策を綿密に進め、死角地帯を減らさなければいけない」と指摘した。
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