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北朝鮮「米大学生の急死、最大の被害者は我々」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国人青年オットー・ワームビア氏(22)が北朝鮮に拘束され、昏睡状態で解放されてから6日後に死亡したことに関連、北朝鮮が「最大の被害者は我々だ」と主張した。

北朝鮮外務省の報道官はこの日、「ワームビア氏の送還のために北朝鮮を訪問した(米国)医師が、我々が心臓がほぼ止まったワームビア氏を救って治療したことを認めた」とし「ワームビア氏が死亡したのは労働教化中の拷問と殴打を受けたためという事実無根の世論が広まっていることについて、彼らは話す言葉があるはず」と述べた。

続いて「ワームビア氏が生命指標が正常な状態で米国に戻った後1週間も経たずに急死したのは我々にも謎だ」とし「今回の事件による最大の被害者は我々(北朝鮮)だ」と主張した。さらに「彼が米国に戻るまで誠意を尽くして治療した」と強調した。


一方、この日の共同通信によると、チェ・ソンリョン拉致被害者家族会代表が「平壌(ピョンヤン)の消息筋から得た情報」とし「ワームビア氏が出国しようとした日、ホテルの部屋で荷物を整理しながら靴を労働新聞に包んだが、ここに金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の写真が載っていた」と主張した。チェ代表は「金正恩委員長の写真に土がついたためワームビア氏が拘束されたと聞いた」と話した。



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