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【取材日記】テコンドー、空手の挑戦をはねのけるには(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

空手がテコンドーに挑戦状を投げた。2020東京五輪では空手も正式種目として開かれる。(写真=WTF)

生活の中で近くにあったりとてもありふれていて大切さを感じられないものがある。家族や親しい友人、空気・水のようなものだ。韓国の人々にはテコンドーがそんな存在だ。男性は道場や学校で習わなくても軍服務中にだれでも「有段者」になる。女性も同様だ。直接修練しなくても父親や兄、夫または息子のうちだれかは黒帯の主人公だ。

テコンドーが身近な種目のためにその真価を認めない韓国の雰囲気は残念だ。特にテコンドーが「オリンピック中核競技」という地位を脅かされる最近は特にそうだ。国際舞台で「テコンドー類似種目」程度と見なされた空手が2020年の東京五輪で一時的に正式種目に名前を上げ生き残りに向けた2種目の競争に火がついた。

日本のスポーツ界は自国で開かれる2020年東京五輪で空手の国際的な地位を大幅に引き上げるため緻密な戦略を準備中だ。テコンドーをその他種目とともに多目的競技場に配置したのと違い、空手は日本人が神聖視する武道館で行う。「高級スポーツ」として包装するための戦略だ。日本は空手の競技日程を五輪期間のどの時期に配置すれば最も注目度が高まるか細心の研究をしている。

【取材日記】テコンドー、空手の挑戦をはねのけるには(2)

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