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ソウル市、慰安婦記録物ユネスコ登録支援を推進 「これ以上遅くなる前に実現を」

ⓒ 中央日報日本語版
ソウル市が旧日本軍慰安婦記録物の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界の記憶(世界記憶遺産)登録を支援するため、市民の参加による公募展を開催すると20日、明らかにした。

旧日本軍慰安婦記録物は韓国・中国・英国・米国などに保管されている関連資料や被害者の証言、治療の資料、市民運動の資料などで構成されている。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が南北共同検査団の検査に参加した2000年女性国際戦犯法廷資料も含まれた。

8カ国・14市民団体で構成された「慰安婦記録物ユネスコ世界の記憶」共同登録のための国際連帯委員会が、2016年5月、ユネスコに2744件の記録物を申請した。公募展は「旧日本軍慰安婦被害者の声、どのように記憶するか」という主題で、UCC(使用者製作コンテンツ)、ウェブトゥーン、カトゥーン、カードニュースなどの分野で構成されている。高校生以上の市民が応募可能となっている。


市関係者は「旧日本軍慰安婦被害者は今や38人の生存者を残すのみだ」とし「これ以上遅くなる前に『慰安婦』記録物がユネスコ世界の記憶に登録されるように、多くの市民が慰安婦問題に関心を持って参加して下さるよう願う」と伝えた。



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