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韓経:米利上げも…外国人は「バイコリア」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米連邦準備制度理事会(FRB)が14日(現地時間)、利上げに踏み切ったが、外国人投資家は韓国株・債券を買った。専門家らは韓国の経済ファンダメンタル(基礎体力)が堅調であるたけに、FRBが年内に追加で利上げをしても外国人の大規模な資金流出が発生する可能性は低いとみている。

KOSPI(韓国総合株価指数)は15日、10.99ポイント(0.46%)上昇した2361.65で取引を終えた。午前に一時は2350まで下がったが、落ち幅を縮小して2360を回復した。現代車(-3.55%)、ポスコ(-2.68%)など景気敏感株の下落幅が目立った。

この日、機関投資家は3044億ウォン(約300億円)の売り越しとなったが、外国人投資家は118億ウォンの買い越しとなった。


下半期のFRBの追加利上げで米国の金利が韓国を上回っても、外国人の大規模な資金流出の可能性は低いという分析だ。イベスト投資証券のユン・ジホ・リサーチセンター長は「外国人は両国の金利水準より経済ファンダメンタルを見て投資する」とし「韓国の株式市場は依然として他の先進国よりも低く評価されていて投資の魅力が大きい」と診断した。

韓国株式市場の株価収益率(PER)は9倍水準で、米国の17倍を大きく下回る。チェ・ソクウォンSK証券リサーチセンター長も「当分はドル安が続くと予想されるだけに、外国人資金が急激に抜ける可能性は低い」と述べた。

外国人はこの日、債券市場でも10年満期国債先物2028契約(2028億ウォン分)を買った。



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