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韓国国家安保室長「THAAD、韓米同盟レベルで約束を変える意図はない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長が9日、高高度ミサイル防衛体系(THAAD)に関連して「韓国政府は韓米同盟レベルで約束した内容を根本的に変えようとする意図はない」と明らかにした。

鄭義溶室長はこの日、春秋館で記者会見を開き「政府政府としては北朝鮮による核・ミサイル脅威に対する厳重な認識の下でTHAAD配備問題はいくつかの原則を持って扱っていく」と述べた。

鄭室長は「THAADは北朝鮮の強まりつつある脅威から韓国と在韓米軍を守るために決定したもので、政権が交代されたからといってこの決定を決して軽視することはない。また、米国と引き続き緊密に協議していきたい」と述べた。


引き続き「民主的・手続き的正当性および透明性を明確にする中で、国内的に必要な手続きを踏んでいく」とし「環境影響評価は合理的でかつ合法的な方法で透明に進めていく」と付け加えた。

北朝鮮によるミサイル挑発に対しては「北朝鮮は8日午前、ミサイル4発を発射するなどミサイル挑発を持続している。これに対して大統領は外交安保長官らに米国と緊密に連携して断固とした対応を取っていくように指示した」と伝えた。

また、「韓国軍に対しては韓米連合防衛態勢を強固に維持する中で北朝鮮による核・ミサイル脅威に対応する核心戦力と自主防衛力の確保に向けて引き続き努力していくように指示した」と付け加えた。



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