沈没した貨客船「セウォル号」のオーナーだった兪炳彦(ユ・ビョンオン)元セモグループ会長(死亡)の長女ユ・サムナ容疑者(51)が7日に韓国に強制送還されると、法務部が2日明らかにした。ユ容疑者は2014年にフランス警察に逮捕された。
法務部は「ユ容疑者が起こした犯罪人引き渡し命令不服訴訟がフランス最高裁で却下され、強制送還が可能になった」と説明した。
検察は2014年、セウォル号オーナー不正特別捜査チームを設置して捜査した。ユ容疑者の場合、韓国でデザイン会社を運営し、系列会社「タパンダ」からコンサルティング費の名目で48億ウォンを受けるなど計492億ウォン(約49億円)の横領・背任の疑いがある。
海外滞留中だったユ容疑者はインターポールに手配され、フランス警察に逮捕されたが、韓国法務部の犯罪人引き渡し要請に対してフランス裁判所に不服訴訟を起こしていた。
法務部は「ユ容疑者が起こした犯罪人引き渡し命令不服訴訟がフランス最高裁で却下され、強制送還が可能になった」と説明した。
検察は2014年、セウォル号オーナー不正特別捜査チームを設置して捜査した。ユ容疑者の場合、韓国でデザイン会社を運営し、系列会社「タパンダ」からコンサルティング費の名目で48億ウォンを受けるなど計492億ウォン(約49億円)の横領・背任の疑いがある。
海外滞留中だったユ容疑者はインターポールに手配され、フランス警察に逮捕されたが、韓国法務部の犯罪人引き渡し要請に対してフランス裁判所に不服訴訟を起こしていた。
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