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【時視各角】韓国の「トランプ海外歴訪失敗」活用法(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
先週末に終わったドナルド・トランプ米国大統領の初めての海外歴訪は批判も多く事故も多かった。

トランプ自身は「すべての歴訪先(中東・欧州)でホームランを決めた」と自惚れているが、うわさだけを聞いていた「トランプスタイル」に直接接した主要国の首脳たちは「完全にお手上げ」という反応だ。

トランプは北大西洋条約機構(NATO)加盟国首脳との団体写真撮影では、前列に立つためにモンテネグロの首相を押しのけた。「国の恥さらし」〔ワシントン・ポスト(WP)〕という自責が出ている。また、NATOの根幹である「加盟国に対する軍事攻撃には集団で対応する」という相互防衛条約を確言しなかった。1949年以降で初めてだ。すぐに欧州からは「今やわれわれ欧州は米国に頼っていてはいけない」(アンゲラ・メルケル独首相)という、事実上の「トランプ放棄」宣言まで出てきた。


そうした中で歴訪期間中のトランプ「屈辱ベスト3」が話題だ。フランスの若い新任大統領エマニュエル・マクロンは25日、トランプとの初めての対面で指関節が白くなるほどトランプの手を握った。トランプはマクロンの手を2回も振りほどこうとしたが効果はなかった。もともと「握手で出鼻をくじく」のはトランプの専売特許だった。手に力を入れて大きく揺さぶる攻撃的な握手に多くの世界指導者は気乗りしない様子を見せていた。マクロンは逆にこれよりも強く手を握って機先を制した。39歳と70歳の勝負はすぐに結果が出た。

また、マクロンはNATO首脳会議が始まって早々、集まっていた各国首脳の中からトランプに向かって進むと見せかけて最後にメルケル側に方向転換した。両腕を広げて歓迎しようとしていたトランプが手を下ろしてきまり悪そうに笑う場面が世界中のテレビに生中継された。



【時視各角】韓国の「トランプ海外歴訪失敗」活用方法(2)

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