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服・ライフジャケットを着た完全な遺骨…セウォル号3階船尾客室で発見

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
セウォル号からライフジャケットを着た比較的完全な形の遺骨が収拾された。セウォル号現場収拾本部は22日午後4時40分ごろ、セウォル号3階の船尾左側客室を捜索している過程で、人間のものと推定される骨を発見したと明らかにした。収拾本部は3階船尾空間が圧搾されていて遺骨が散らばらなかったと説明した。該当の遺骨は服とライフジャケットに覆われていたことが分かった。現在まで身元が確認された未揚収者は檀園(ダンウォン)高教師のコ・チャンソクさんと女子生徒のホ・ダユンさんだ。沈没海域から発見された遺骨1点で身元が確認されたコさんを除くと、現在まで見つかった遺骨はすべてセウォル号船体からのものだ。そのうちほとんどは3階右側客室(3-6区域)と4階船尾左側(4-11区域)から見つかった。だが、今回の完全な形の遺骨はこれとは別の船尾左側の客室で発見された。3階船尾は貨物運転手や乗務員の客室があった場所だ。

19日に身元が確認された檀園高女子生徒ホ・ダユンさんの歯は一般客が泊まっていた3階で見つかった。したがって今回の遺骨が檀園高生徒のものである可能性も残っている。

現場収拾本部は沈没海域で進められているフェンス網周辺の捜索を終え次第、水中音波探知機(ソナー)を投じることにした。捜索チームは当初、一般捜索が終わった19日からソナー探索を行う予定だったが、十分な潜水時間を確保するために潮流が穏やかな22日まで捜索を続けることにした。現場収拾本部は現在、フェンス前方3.2メートル範囲の18区域のうち、この日第18区域に対する捜索を終えた。ソナー捜索はダイバーがスコップで泥をかき出して縦横両方向から確認していた既存のやり方で見逃した物体を探知するものとみられる。現場収拾本部はソナー捜索の完了まで一週間ほどかかるものとみている。

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