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中国、「一帯一路」国際会議を汚した北朝鮮に強い不快感(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮がまた中国の重要な日に挑発した。中国北京で「一帯一路(陸上・海上シルクロード)国際会議」が開幕した14日、弾道ミサイルを発射したのだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後の北朝鮮の最初のミサイル挑発は、トランプ政権の圧力を受けて対北朝鮮圧迫に加わる中国への不満表出の側面も強い。

韓国政府の関係者らによると、北朝鮮は先月20日に6回目の核実験を強行するという意思を中国に通知すると、中国が「核実験をする場合、朝中国境を長期間封鎖する」と警告したため、核実験をあきらめたという。トランプ大統領が先月20日(現地時間)の記者会見で、中国の北核解決関連の努力を説明し、突然「2、3時間前に特異な動き(unusual move)があった」と述べたのは、このような状況を意味した。

政府当局者は「トランプ大統領が言及した特異な動きとは、当時中国が北の6回目の核実験を阻止したことであり、この時、中国は北に『追加で核実験をすれば(中国だけの)独自制裁を取る』という警告もした」と述べた。


結局、「4月危機説」の核心は北朝鮮の6回目の核実験敢行であり、核実験を阻止された北朝鮮が5月の文在寅(ムン・ジェイン)政権発足に合わせて新型ミサイル発射挑発をしたという解釈が可能だ。別の政府当局者は「北としては成功率も高く、失敗しても対外的に結果をある程度だますことが可能な核実験が有利な挑発カードだが、中国が強く動いたため核実験はできず、弾道ミサイル挑発を敢行したとみられる」と述べた。

ところが、その挑発をした時期が習近平国家主席の一帯一路国際会議の開幕日だった。一帯一路は習主席の対外政策の柱であり、今回の国際会議は中国当局が今年の行事のうち最も心血を注いだ外交イベントだ。

関連事情に詳しい外交消息筋は「中国の招待で数十人の首脳が出席する行事の開幕日にミサイルを発射したため、中国は北が習主席の体面を汚したと感じるしかない」と話した。鄭成長(チョン・ソンジャン)世宗研究所統一戦略研究室長は「北のミサイル発射は対外環境の変化や周辺国の立場を考慮しないという意味」とし「最近、米中の超高強度圧力のため6回目の核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射はできなかったが、ミサイル能力の高度化は決してあきらめないという強硬な立場を表した」と解釈した。



中国、「一帯一路」国際会議を汚した北朝鮮に強い不快感(2)

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