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韓国映画『キム監督』、カンヌ映画祭非コンペ短編部門に招待

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

映画『キム監督』のポスター(左)と女優のイ・ソア

女優イ・ソア主演の映画がカンヌ映画祭に招待された。

映画『キム監督(DIRECTOR KIM)』は最近、第70回カンヌ映画祭(Festival de Cannes)非コンペ短編映画部門(Short Film Corner)に招待された。

イ・ソアと最近、専属契約を交わした所属事務所BFエンターテインメント関係者は、「イ・ソアが主人公を演じている『キム監督』がカンヌ映画祭に進出したことを契機に、今後女優がさらに技活動を活発に行えるよう最善を尽くして支援する」と伝えた。


『キム監督』はキム・ミギョン監督の自伝的物語を映画化したもので、映画監督に憧れているミギョン(イ・ソア扮)と子どものころから俳優を夢見てきたワンジュン(キム・ジュンギ扮)、ギムン(キム・ジェチョル扮)という3人が酒の席を囲んで起きる映画にまつわるエピソードを描いている。

イ・ソアは同作で主人公のミギョンを演じ、映画監督を目指す人々の哀歓を写実的に演じていると評価されている。劇中で釜山方言を話すイ・ソアは、同地出身でないにも関わらず、彼女の演技を見たすべてのスタッフが彼女を釜山生まれだと錯覚するほど完ぺきな方言を披露したという。

一方、ことしのカンヌ映画祭コンペ部門には『Okja』(ポン・ジュノ監督)、『その後(The Day After)』(ホン・サンス監督)が進出したほか、ミッドナイト・スクリーニング部門には『悪女(THE VILLANESS)』(チョン・ビョンギル監督)、『無頼漢:悪いやつらの世の中(The Merciless)』(ビョン・ソンヒョン監督)が、「ある視点」部門には『Claire’s Camera』(ホン・サンス監督)がそれぞれ招待されている。

ヴェネツィア、ベルリン映画祭とともに世界3大映画祭に挙げられているカンヌ国際映画祭は、今月17日から28日までフランス・カンヌで行われ、『キム監督』は22日以降、カンヌで公式上映される予定だ。

また、非コンペ短編映画部門には『キム監督』以外にも『インタビュー-謝罪の日(Interview: Sorry day)』『ペクチョン(Hatred)』『アリ(Ari)』のほか、韓日合作映画『MODERN LOVE』が招待された。



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