朴槿恵前大統領の三成洞の自宅(写真=共同取材団)
朴槿恵前大統領の内谷洞の新しい自宅。
6日午前10時ごろ、三成洞の朴前大統領自宅前はトラックに荷物を移す作業に奔走していた。朴前大統領は現在ソウル拘置所に収監中だ。
朴前大統領は1990年から2013年2月の第18代大統領就任式前まで三成洞の自宅住んでいた。また今年3月10日の憲法裁判所の弾劾決定後、3月12日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)から出て31日に拘置所に収監されるまでの19日間を三成洞の自宅で過ごした。
拘置所にいた朴前大統領は4月にマリオアウトレットを運営する洪性烈(ホン・ソンヨル)会長に67億ウォンほどで三成洞の自宅を売却した。洪会長は過去にも全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領一家の不動産を買い取っている。
朴前大統領側は、三成洞の自宅が老朽化していることや近隣住民の不便を考慮して売却を決心したとしている。当初先月29日に内谷洞に引っ越す予定だったが、内部修理と周辺警護棟設置などの工事が終わらず日程を延期していた。
朴前大統領が引っ越す内谷洞の新居は2008年に建てられた地下1階、地上2階建ての建物で、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が在任時に準備しようとしていた内谷洞の自宅用地から直線距離で400メートルほど離れている。
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