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潘基文氏「外交政策で次期大統領を支援」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

エズラ・ヴォーゲル・ハーバード大名誉教授(左)、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長(右)

潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が北朝鮮の核問題に関連し「韓国政府と次期大統領から支援の要請があればいかなる努力も惜しまない」とし「米国・中国・日本のような重要なパートナーと緊密に協力する」と述べた。

潘基文氏は3日、『月刊中央』が企画した東アジア分野の世界的学者エズラ・ヴォーゲル・ハーバード大名誉教授(87)との特別対談で、「私は1990年代に北核問題が始まった当時からこの問題を扱ってきた。前国連事務総長として北核問題の出発点から関与してきた」とし、このように明らかにした。

潘氏は「当事国として韓国の政府は、新大統領がすべての外交的・政治的資源を動員して北核問題を優先的に扱わなければいけない」とし「北核問題は次期大統領・政権の最優先順位であり、米国・中国と緊密な協力のもとで進められるべきだ」と強調した。大統領選挙に関しては「特定の候補を支持するのは政治の道義上、望ましくない」とし「誰が大統領になろうと、私の外交的な経験とネットワークを動員し、新政権の外交政策推進をできる限りサポートする」と話した。


ヴォーゲル教授は、トランプ米大統領が高高度防衛ミサイル(THAAD)配備費用の韓国負担を要求したことについて「トランプ大統領は状況を正しく理解できていない」とし「マクマスター国家安保補佐官とマティス国防長官は幸い、状況をより深く理解している」と述べた。続いて「残念ながら現時点で米国はまだ重要な位置に必要な人物をすべて任命していない」としながらも「長期的には経験がある立派な人物が主導権を握るものと信じる」と話した。

潘氏とヴォーゲル教授は1980年代初め、ハーバード大ケネディスクールで師弟として縁を結んだ。外交部の研修生としてハーバード大に留学した潘氏について、ヴォーゲル教授は「潘基文氏のように毎日欠かさず長い時間勉強し、働く人を見たことがなかった」と振り返った。



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