大統領候補支持率調査でテレビ討論の影響力が大きいことが分かった。中央日報が23-24日に世論調査を実施した結果、「テレビ討論または関連ニュースを視聴した後、支持候補を変えようと考えた」という回答が20.4%にのぼった。15-16日の調査当時(10.6%)に比べて倍近く増えた。テレビ討論を見ても「支持候補を変えない」という回答は86%から73.4%に減った。今までテレビ討論は13日、19日、23日と3回行われた。13日は座って進行される従来の形式の討論会であり、19日、23日の討論会は初めて実施された「スタンディング討論会」だった。討論会は今後3回残っている。25日午後8時40分に中央日報・JTBC・韓国政治学会招請討論会が、28日と5月2日の午後8時に中央選挙管理委員会主催の討論会が予定されている。
スタンディング討論方式に最も敏感に反応した階層は40-50代だった。「討論会後に支持候補を変えようと考えた」という回答率は15-16日の調査で40代が8.6%、50代が8.1%だった。しかし今回の調査ではそれぞれ20.4%、20.3%と3倍近く増えた。一方、20代(16.7%→25.8%)と60代以上(9.5%→14.7%)では変化の幅が小さかった。
理念別には保守と中道層で相対的に移動の可能性が大きかった。前回の調査で自分を保守と明らかにした回答者のうち8.2%が「支持候補を変えようと考えた」と回答したが、今回はこの比率が20.4%と2.5倍に増えた。中道層も1.9倍(12.5%→23.6%)増えた。進歩陣営は1.7倍(10.7%→18%)だった。
支持候補別には文在寅(ムン・ジェイン)共に民主党候補の支持者のうち16.7%が支持候補を変える可能性を表した。安哲秀(アン・チョルス)国民の党候補の支持層は18.7%、洪準杓(ホン・ジュンピョ)自由韓国党候補は21.1%だった。劉承ミン(ユ・スンミン)正しい政党候補(34.3%)、沈相ジョン(シム・サンジョン)正義党候補(37.6%)の支持者はこの数値がさらに大きかった。
ソウル大言論情報学科ハン・ギュソプ教授は「野野対決構図の選挙が進行し、有力候補の結集力も相対的に緩くなり、討論会の影響力が拡大した」と分析した。ハン教授は「討論会の小さなミスや態度が有権者の考えにすぐに反映されるため、残りの討論会が重要な変数になるだろう」とし「浮動層の場合、今後の構図を見て戦略投票をする可能性もある」という見方を示した。
中央日報の調査で「最も討論が良かった候補」には劉候補が選ばれた。「討論会で誰が良かったと思うか」という質問に対し、回答者の23.7%が劉候補を、22%が沈候補を選んだ。文候補は17.4%、安候補は9%、洪候補は6.7%だった。スタンディング討論前までの討論について評価した調査と比較し、評価が最も悪化したのは文・安両候補だった。15-16日の調査で文候補が最も良かったという評価は22.3%、安候補は16.5%だった。5.4%だった洪候補に対する評価はやや高まった。
アジェンダセンターのイ・サンイル代表は「早期大統領選挙のため各候補に対する検証の機会が減り、事実上テレビ討論が候補を検証できるほとんど唯一の手段になった」とし「残りの討論会では、支持率が低迷している候補が最後の勝負に出る可能性がある」と述べた。
討論に対する関心も大きかった。「討論会または関連ニュースを視聴した」という回答は前回の調査で63.7%だったが、今回の調査では88.3%に高まった。放送7局が同時に生中継した23日の討論会の視聴率合計は38.5%だった。歴代テレビ大統領選挙討論の視聴率の最高記録は1997年第15代大統領選挙当時の55.7%。
スタンディング討論方式に最も敏感に反応した階層は40-50代だった。「討論会後に支持候補を変えようと考えた」という回答率は15-16日の調査で40代が8.6%、50代が8.1%だった。しかし今回の調査ではそれぞれ20.4%、20.3%と3倍近く増えた。一方、20代(16.7%→25.8%)と60代以上(9.5%→14.7%)では変化の幅が小さかった。
理念別には保守と中道層で相対的に移動の可能性が大きかった。前回の調査で自分を保守と明らかにした回答者のうち8.2%が「支持候補を変えようと考えた」と回答したが、今回はこの比率が20.4%と2.5倍に増えた。中道層も1.9倍(12.5%→23.6%)増えた。進歩陣営は1.7倍(10.7%→18%)だった。
支持候補別には文在寅(ムン・ジェイン)共に民主党候補の支持者のうち16.7%が支持候補を変える可能性を表した。安哲秀(アン・チョルス)国民の党候補の支持層は18.7%、洪準杓(ホン・ジュンピョ)自由韓国党候補は21.1%だった。劉承ミン(ユ・スンミン)正しい政党候補(34.3%)、沈相ジョン(シム・サンジョン)正義党候補(37.6%)の支持者はこの数値がさらに大きかった。
ソウル大言論情報学科ハン・ギュソプ教授は「野野対決構図の選挙が進行し、有力候補の結集力も相対的に緩くなり、討論会の影響力が拡大した」と分析した。ハン教授は「討論会の小さなミスや態度が有権者の考えにすぐに反映されるため、残りの討論会が重要な変数になるだろう」とし「浮動層の場合、今後の構図を見て戦略投票をする可能性もある」という見方を示した。
中央日報の調査で「最も討論が良かった候補」には劉候補が選ばれた。「討論会で誰が良かったと思うか」という質問に対し、回答者の23.7%が劉候補を、22%が沈候補を選んだ。文候補は17.4%、安候補は9%、洪候補は6.7%だった。スタンディング討論前までの討論について評価した調査と比較し、評価が最も悪化したのは文・安両候補だった。15-16日の調査で文候補が最も良かったという評価は22.3%、安候補は16.5%だった。5.4%だった洪候補に対する評価はやや高まった。
アジェンダセンターのイ・サンイル代表は「早期大統領選挙のため各候補に対する検証の機会が減り、事実上テレビ討論が候補を検証できるほとんど唯一の手段になった」とし「残りの討論会では、支持率が低迷している候補が最後の勝負に出る可能性がある」と述べた。
討論に対する関心も大きかった。「討論会または関連ニュースを視聴した」という回答は前回の調査で63.7%だったが、今回の調査では88.3%に高まった。放送7局が同時に生中継した23日の討論会の視聴率合計は38.5%だった。歴代テレビ大統領選挙討論の視聴率の最高記録は1997年第15代大統領選挙当時の55.7%。
この記事を読んで…