仁川空港行きKTX特室の一車両あたりの座席数は33席。22日、4席を除いてすべて空いている。
仁川空港行KTXは地方から仁川空港にアクセスしようとする乗客のために2014年6月30日から運行を開始した。京釜(キョンブ)・湖南(ホナム)・全羅(チョルラ)・慶全(キョンチョン)線KTXの一部を仁川空港まで延長運行する形だ。現在、一日片道基準で仁川空港行き11本、地方行き11本が運行している。最近の利用客は一日2200人余りに過ぎない。乗車率は往復基準で22本全体1万5000席のうち15%にとどまっている。また、列車一編成に換算すると、およそ680席のうち100席ほどが埋まる計算になる。2014年に運行が始まった当時の一日利用客1700人と比較しても、特に目立って増えてはいない。
列車の運行間隔が開いているうえ、料金も相対的に高い。仁川空港行きKTXはソウル駅~仁川空港料金で1万2300ウォン(約1190円)~1万2400ウォンほど。釜山(プサン)からソウル駅まで一般席大人料金が5万9800ウォンだが、釜山から仁川空港までは7万2100ウォン出さなくてはいけなくなる。同じ区間(ソウル駅~仁川空港)を運行する空港鉄道の場合、直通列車が8000ウォン、一般列車は4150ウォンだ。