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<韓国大統領選>ショートトラック選挙…つまずけば脱落(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今回の大統領選挙は歴代の大統領選挙のようなマラソンレースではない。スケート種目のショートトラック競技と似ている。2012年の大統領選挙に出馬した共に民主党(当時は民主統合党)の文在寅(ムン・ジェイン)候補は当時、9月16日に党内選挙で選出され、3カ月間にわたるレースを行った。しかし今回、文候補をはじめとする候補らはすべて4月初めごろ党の候補に選出され、1カ月余りの選挙レースに入った状況だ。このため選挙がショートトラック競技のように緊迫感がある圧縮的なレースになっている。

<1>序盤の流れが重要、転べば脱落

ショートトラック競技では転倒してしまえば順位争いで脱落する。今回の大統領選挙も同じだ。疾走よりも安定したレース運びが重要視されている。各候補陣営は「少しでもつまずけば、ばん回できる時間が少ないため、リスクを最小化することが最も重要だ」と話している。


このため2002年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)民主党候補の首都移転公約や、2007年の李明博(イ・ミョンバク)ハンナラ党候補の韓半島(朝鮮半島)大運河建設公約のような「一発」を狙った大型公約が見られない。果敢なアジェンダが消えたのだ。

さらに大統領選挙で「ビッグイベント」となる統一分野の青写真も比重が減った。前回の大統領選挙当時、文候補は「就任初年度の南北首脳会談」を公約に掲げたが、今回は除いた。安哲秀国民の党候補も統一分野について、従来の対北朝鮮制裁を持続し、民族和解および北朝鮮との対話を模索するとのみ話している。



<韓国大統領選>ショートトラック選挙…つまずけ캂脱落(2)

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