日本の時事雑誌「週刊大衆」１７日号は、日本で暗躍する中国人スパイが５万人に達し、彼らは中国からの留学生、就労者、学者、文化人のほか、繁華街の飲食店店員やホステス、マッサージ嬢などとして潜伏しながら工作活動を行っていると主張した。

同誌はまた、中国人スパイは東京の中国大使館を拠点に、札幌、新潟、名古屋、大阪、福岡、長崎の総領事館を中継基地にして、中国現地機関の支援を受けながらスパイ活動を行っていると伝えた。

日本外交官出身で外交評論家の井野誠一氏の言葉を引用し、中国スパイ活動を支えている在日中国人団体を統括しているのが中国の諜報活動の本拠地である人民解放軍総参謀部や情報局だと指摘した。


このように中国の諜報活動に協力する中国人団体は６カ所にのぼり、その会員総数も６０万人に達するという。

また同誌は、中国情報機関が日本の軍事情報を引き出すために結婚を通じて自衛隊員に接近する手法も活動の一環だと伝えた。