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任天堂、ポケモンGOに続いてスイッチで「2段ジャンプ」期待(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

任天堂は昨年、「ポケモンGO」でモバイルゲーム市場でセンセーショナルを巻き起こした。(写真=中央フォト)

日本の大手ゲームメーカー任天堂が連続打席ホームランを予告している。任天堂は昨年、拡張現実(AR)基盤のゲーム「ポケモンGO(Pokemon GO)」で復活を知らせた。任天堂はポケモンGO発売6カ月で米国・欧州・日本などで9億5000万ドル(約1036億円)を売り上げたおかげで昨年10-12月期の売上は1743億円、純利益646億円を記録した。前年同期に比べてそれぞれ21.3%、122.2%増加した。株価も昨年2月1万6000円台から下半期に3万円台に上昇した。最近は2万6000円前後で推移している。

任天堂はこのような上昇の勢いを維持するため、ことし3月3日に新しいコンセプトのゲーム機「Nintendo Switch(以下、スイッチ)」をリリースした。スイッチは名前通りコンソール(テレビとつないで楽しむビデオゲーム機)と携帯用ゲーム機の特徴を併せ持ったゲーム機だ。家ではテレビとつないで、マイクロソフト(MS)の「Xbox(エックスボックス)」やソニーの「PlayStation(プレイステーション)」のような一般コンソールとして使い、外出する時はスタンドから分離して任天堂「NDS」のように携帯した先でもゲームを楽しむことができる。1台300ドルのスイッチは3月末までに米国だけで90万6000台売れた。

このような点に引きつけられた世界ゲームマニアの関心が高まりによってスイッチの販売量も増加している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は「任天堂がスイッチの生産量を当初計画していた800万台を調整して来年3月までに1600万台に増やす予定」と報じた。WSJは「2つの環境で同じゲームを楽しんでいるという感覚を与えることがスイッチの差別化要素」と評価した。WSJなどによると、ゲーム業界では発売初年度にゲーム機を1000万台以上を売れば、「ハードウェアの販売増加→活発なソフトウェア開発→ハードウェアの販売増加」の好循環構造が構築されるとみている。スイッチが人気の兆しを見せているが、任天堂は以前のようにゲーム機だけに依存しない考えだ。


日本経済新聞によると、任天堂はことしから年間2~3本のペースでモバイルゲームの新作を発売する予定だ。コンソールとモバイルゲーム需要の二兎を追う「ツートラック戦略」だ。



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