２０１７年大統領選挙立候補者が１０人を超えた。選挙管理委員会は多ければ１５人以上が大統領候補に登録するとみている。

１５日午前から果川（クァチョン）の中央選挙管理委員会は大統領選候補と代理人で混み合った。この日院内政党５党の候補らが全員登録を終えた。「共に民主党」の文在寅（ムン・ジェイン）候補、自由韓国党の洪準杓（ホン・ジュンピョ）候補、正義党の沈相ジョン（シム・サンジョン）候補に代わり各党の事務総長が候補者登録をした。国民の党の安哲秀（アン・チョルス）候補と「正しい政党」劉承ミン（ユ・スンミン）候補は本人が直接訪れて候補登録を終えた。

このほかセヌリ党の趙源震（チョ・ウォンジン）候補、ヌルプルン韓国党の李在五（イ・ジェオ）候補、民衆連合党の金善東（キム・ソンドン）候補、韓国国民党のイ・ギョンヒ候補、弘益（ホンイク）党ユン・ホンシク候補、韓半島未来連合のキム・ジョンソン候補、無所属のキム・ミンチャン候補の７人も大統領選挙出馬の意志を持って候補登録をした。


このほかにも予備候補登録をした国民大統合党の張誠ミン（チャン・ソンミン）、無所属のキム・ギチョン、キム・ファンセン、クォン・ジョンス、キム・ミンチャン、ナム・ジェジュン、アン・グァンヒ、キム・スングォン、ノ・ナムス、キム・マリア、カン・イングォンの各予備候補らが登録する可能性がある。

候補登録は１５～１６日の２日間に受け付けられ、公式選挙運動は１７日から始まる。

国民の党の安哲秀候補は「前回の総選挙時も私が直接登録した。私の選挙は私が登録するのが国民に対する礼儀。国民のために必ず勝つ」と述べた。「正しい政党」の劉承ミン候補は午後１時に中央選挙管理委員会を直接訪問して候補登録を行った。彼は登録後、「大統領選挙までわずか２０日しか残っていないが、この期間にどのような変化も可能だと考える。最善を尽くせば進歩候補２人に集まっている世論が必ず動くと考える」とした。

文在寅候補側は候補登録後に立場表明文を出し、「新しい大韓民国の歴史が始まった。心に心を加え志と志を集める時だ。新しい大韓民国は国民すべての国だ。文候補は大胆にその道を進むだろう」と伝えた。

洪準杓候補はこの日蔚山（ウルサン）市庁を訪れ地域公約を発表した。彼は「いまの左派１・２中隊が選挙１・２位を争う様相はならないこと。いわゆる左派１中隊になることを恐れ左派２中隊で選択すればもっと大きな災難が訪れる。大逆転してみせる」とした。また「われわれ保守右派が左派１中隊を恐れ２中隊に移っていくのは卑怯な投票、卑怯な選択。堂々と洪準杓に入れ、だめなら一緒に死のう」と話した。

正義党の沈相ジョン候補は大統領選挙候補登録後に光化門（クァンファムン）広場で記者会見を行い、「国民の党の安哲秀候補は改革の方向を失い、民主党の文在寅候補は改革の意志が不透明だ。思い切った改革で暮らしを変える大統領になる」と宣言した。