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韓国軍、北朝鮮を監視する「目」借りる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国軍も来年からは偵察衛星で北朝鮮を監視できる。国内の衛星ではなく海外の衛星でだ。

韓国国防部は14日、2018-2022年に計238兆ウォン(約23兆円)の国防予算を投入して戦力を増強する内容の国防中期計画を発表した。国防中期計画とは、軍が今後5年間、戦力をどのように強化して運営するのかに関する一種の青写真。

2018-2022国防中期計画の核心は、核・ミサイルなど北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)に対抗する「韓国型3軸体系」を当初の2020年代半ばから操り上げ、2020年代初期までに完成するというものだ。韓国型3軸体系とは、有事に北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)挑発を先制打撃するキルチェーン(Kill Chain)、北朝鮮が発射したミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛(KAMD)、北朝鮮の指導部などに強力に対応する大量反撃報復(KMPR)で構成されている。


偵察衛星の映像導入は「キルチェーン」構築のためだ。別名「425事業」。2021-2023年に人工衛星5基を確保し、2021年には独自の偵察衛星を宇宙に打ち上げる計画だ。2021年までの空白は外国の偵察衛星を借りて埋めることにした。

軍の関係者は「来年初め4-5基を借りる計画」とし、偵察衛星を運用中のイスラエル・ドイツ・フランスなどと交渉していると伝えた。この衛星が韓半島(朝鮮半島)上空を通過する時点で我々が使用するという形だ。地上の大きさ50センチの物体も識別可能で、米国の偵察衛星の解像度に比べてやや劣る水準と軍は評価している。



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