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コーヒーの注文を受け、患者とゲーム…生活になった日本のロボット(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ソフトバンクが開発した人工知能ロボット「ペッパー」が2月に東京で開かれた「2017ペッパーワールド」でワインを注ぐ機能を見せている。(写真=有進投資証券)

「こんにちは、お客さま。どんなアイスクリームで注文されますか?」。東京のあるサーティワンアイスクリーム支店。入口に入るとすぐロボットのペッパーが近づきお客を迎える。「クリスマスに使えるアイスクリームケーキの割引クーポンがあるが受け取られますか?」。ロボットが先に話しかけるのが珍しいのか人々はペッパーの胸にあるタッチスクリーンに電話番号を入力しスマートフォンでクーポンを受け取る。ロボット産業現場調査のため日本に行ってきた有進(ユジン)投資証券アナリストのイ・ジョン氏は「サーティワンは現在6台のペッパーを販促担当として雇用した。顧客がペッパーを珍しがり顧客情報収集に卓越した能力を発揮している」と説明した。

2015年6月に商用化されたソフトバンクのペッパーが生活現場のあちこちで活躍している。いままでに売れただけで1万台余り。日本ではアイスクリーム専門店のほか回転寿司店(はま寿司)、コーヒーショップ(ネスカフェ)、衣料品店(ユニクロ)、金融会社(安田生命、沖縄銀行)などでもペッパーに会うことができる。

徳洲会病院のロビーでも患者らとじゃんけんゲームをするペッパーを見ることができる。音楽を聞かせ、患者が寝ている間に呼吸が止まらないか睡眠も取らずに看護する。


ペッパーの1台当たり価格は19万8000円。スマートフォン2台分の価格で買えるペッパーは日本では家族の一員になりつつある。成長する子どもを壁際に立たせて背を測る必要なくペッパーの顔についたカメラで子どもを撮るたびに身長が記録され、写真とともに保存される。ペットのようにペッパー向けの服店とアクセサリー市場もできている。ソフトバンクはペッパーをエアコンやガスレンジなどの家庭用電子機器をすべて制御する「モノのインターネット(IoT)スマートホームハブ」として育てる戦略を立てている。一種の「人工知能(AI)アシスタント」市場を開くということだ。



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