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中国公安から暴行受けた米記者、習主席を迎えるホワイトハウス実務指揮者に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
5日午後2時(現地時間)、米ワシントン市内の外信記者センター8階の会見場。

世界的な関心事である米中首脳会談を説明するために入ってきたのはマシュー・ポッティンジャー国家安保会議(NSC)アジア上級部長だった。外信記者センターで行われるブリーフィングには該当事案を最もよく知る当局者が登場するのが慣例だ。ポッティンジャー上級部長の登場は、彼が今回の首脳会談の実務責任者であることをメディアに公開するのと同じだった。

ポッティンジャー上級部長は国務省のスーザン・ソーントン東アジア・太平洋担当次官補代行とともに記者の質問に次々と答えていった。ポッティンジャー上級部長は「(会談の日程は)6日午後に始まるが、両指導者はともに(会談場の)パームビーチに向かう。夫人も同伴する」とし「両首脳のティータイムもあるだろう」と伝えた。


ニューヨークタイムズ(NYT)は4日、「参戦軍人の中国通が習近平主席を迎えるトランプ大統領に助言する」と題した記事で、ポッティンジャー上級部長を紹介した。ポッティンジャー上級部長は官僚出身ではない。記者として現場で中国を経験した。ロイター通信に続いてウォールストリートジャーナル(WSJ)で記者として北京で勤務した。

2005年にWSJに掲載された記事で、ポッティンジャー氏は「天安門広場でデモ隊が私服警察から暴行を受けて阻止されるのを見た」とし「私が取材源と話す時、政府公安員が私を撮影した」と伝えた。NYTは「(北京勤務当時)ポッティンジャー氏は企業の不正に関する探査報道をし、中国公安員から暴行を受けた」とも伝えた。ポッティンジャー氏は2005年に記者生活を終えた後、海兵隊を経てアフガニスタンで将校として勤務した。この時に会ったマイケル・フリン将軍との縁でホワイトハウス入りした。年初に国家安全保障補佐官に内定したフリン氏はポッティンジャー氏をホワイトハウスに引き込んだ。フリン補佐官はその後、ロシアとの内通疑惑で更迭されたが、後任者のマクマスター補佐官がポッティンジャー上級部長を引き止めた。ポッティンジャー上級部長は韓国政府の当局者ともすでに顔を合わせている。2月のマティス国防長官の訪韓当時に同行した。

一方、トランプ大統領の右腕のスティーブ・バノン首席戦略官はNSCから排除されたと、CNNなどが報道した。現地メディアは「トランプ大統領が決めた」とし「マクマスター補佐官がNSCを主導するだろう」と伝えた。ワシントンの一部では「バノン首席戦略官が推進した反移民行政命令などにブレーキがかかり、これに伴う措置」という分析だ。



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