セウォル号が1072日ぶりに姿を現した23日午前、京畿道安山(キョンギド・アンサン)にある政府の合同焼香所遺族控え室。テレビ放送を通じてセウォル号の引き揚げ場面を見守っていたキム・ミンジさん〔当時17歳・檀園(ダンウォン)高2年生〕の父キム・ネグンさん(48)はこのように話した。キムさんは「船内に閉じ込められていた子供たちの顔と沈没当時の状況が頭の中に浮び上がりそうで現場に行かず安山に残った」とし、「あのように簡単に引き揚げることができるものを、なぜそんなに時間がかかったのか分からない」と話した。
遺族控え室にはキムさんをはじめ、遺族ら10人が席を守っていた。ソファの上、机には黄色のリボンやシールなどがいっぱい置かれていた。来月に開かれる3周忌行事に使うためにボランティアの人々が作業したものだ。テレビを見守っていたオ・ヨンソク君(当時17歳・檀園高2年生)の父オ・ビョンファンさん(46)は「惨めだ。最初から蜂の巣のようになってしまった。もう始まりだ。行方不明者を全員探してほしい」と話した。シン・ホソン君(当時17歳・檀園高2年生)の母チョン・ブジャさん(50)も「セウォル号特別調査も中途半端に終わった。あの大きな船が急激に沈没した原因を必ず突き止めなければならない」と話した。
遺族控え室にはキムさんをはじめ、遺族ら10人が席を守っていた。ソファの上、机には黄色のリボンやシールなどがいっぱい置かれていた。来月に開かれる3周忌行事に使うためにボランティアの人々が作業したものだ。テレビを見守っていたオ・ヨンソク君(当時17歳・檀園高2年生)の父オ・ビョンファンさん(46)は「惨めだ。最初から蜂の巣のようになってしまった。もう始まりだ。行方不明者を全員探してほしい」と話した。シン・ホソン君(当時17歳・檀園高2年生)の母チョン・ブジャさん(50)も「セウォル号特別調査も中途半端に終わった。あの大きな船が急激に沈没した原因を必ず突き止めなければならない」と話した。
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