セウォル号が2014年4月16日の沈没から1072日ぶりとなる23日、水面の上にその姿を現した。この日、中国引揚げ業者「上海サルベージ」のジャッキングパージ船が全羅南道珍島郡沖の海域で引き揚げ作業を進めている。セウォル号の船体には赤サビが散見される。
2014年4月16日当時、珍島沖で沈没中のセウォル号の様子。(写真=中央フォト)
長さ10メートルほどのランプが開いていると、セウォル号を半潜水艇に乗せることが不可能になる。ランプの除去は早ければ24日午前に完了する予定だ。もしこれまでにランプを除去できない場合、24日中にセウォル号を半潜水艇に移すことができなくなるおそれもある。セウォル号を半潜水艇に移すことができなければ、事故現場から87キロ離れた木浦(モクポ)新港に運搬する過程で大きな困難が予想される。
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